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2001年11月アーカイブ

千里眼

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著者:松岡圭祐
出版:小学館
初版:1999.06.10.
紹介:小雨のそぼ降る朝、茨城の山中の寺が突如爆発、炎上した。同じ日、千葉木更津付近の路上から、富津の東京湾観音へとタクシーに乗り込んだ不審な少女が───。観音像の足下で、その少女が力無く倒れたとき、ポケットから爆発事故ともつながる一冊の書物が転がり落ちる。カウンセラー・岬美由紀は少女の危機を予感し救済に立ち上がるが、その先には想像を絶するスケールの複雑な罠が仕掛けられていた・・・・・・。(裏表紙より引用)
コメント:新興宗教,テロ、自衛隊・・・
何だか9月のテロ事件を思い出してしまった。
元自衛隊のパイロット、今は心理学のカウンセラー
岬美由紀はかっこいい。

著者:森絵都
出版:講談社
初版:2001.07.20.
紹介:知季、飛沫に続き要一が今度の主人公。
オリンピック代表に内定した背景には、競技や選考委員会とは全く無関係な大人達の力が加わっていた。プレッシャーと欺瞞の中で、純粋に本当のオリンピック代表権を勝ち取るために、要一が提案した条件とは・・・
他人に踊らされるのではなくて、自分自身でつかみ取る。それが要一にとってのオリンピックだ。
コメント:3巻で完結と思いきや、まだ続くのですね。
各巻で、それぞれ異なる主人公の視点から見た「飛び込み」。飛び込みへの思いは
それぞれが違うのだけど、同じものを追いかけていく、彼らの中で、あるものは成功を収めるかもしれないし、またあるものは、挫折を味わい・・・
だけど、その中で自分にとっての「飛び込み」の意味を見つけていく。

著者:野島伸司
出版:角川文庫
初版:1992.10.25.
紹介:建設会社の万年係長、星野達郎、42さい。心情は暖かいが、欲がなく男前にも恵まれず、目下、お見合いに99連敗中。回数を重ねるにつれ相手のレベルも落ちる一方である。99回目の絶望の一週間後、達郎のもとに新たなお見合い話が持ち込まれた。百回目の相手である矢吹薫は、長い髪、白い肌をした和服の似合う美人チェロ奏者で、達郎にとってそれは、思ってもみない嬉しい誤算であった。しかし彼女は、結婚式の当日、新郎を交通事故で亡くすという決して癒されることのない深い心の痛手を負っていた。最愛の人を失った女の言い尽くせない悲しみと、いつも愛が吹き抜けていった男の一途な情熱を哀感豊かに描いた不滅の純愛ストーリー。
(裏表紙より引用)
コメント:見ていませんでしたが、テレビドラマになっていましたね。
「50年後の君を、今と変わらず愛してる」これがプロポーズの言葉なんでしたね。ウーン、見せかけでない真実の愛を見つけるのは、難しいのだろうな。

著者:東野圭吾
出版:光文社
初版:1994.02.28.
紹介:・自分の部屋を友達の情事のために貸し出すアルバイトをはじめた。ある日部屋に帰ってみると見ず知らずの女が寝ていた。彼女はなぜ、部屋に居座っているのか?(寝ていた女)
・老婆の家に強盗に入った男が、逃げ込んだ家は記憶の中から消えない名前だった。男が人生を踏み外したそのとき、その名前はカレの記憶に刻み込まれた。高校野球、あの審判のコールが男の人生を変えたのだ。(もう一度コールしてくれ)
・朝、自動販売機コーナーに行くと、そこに倒れていたのは、仕事熱心な係長だった。(死んだら働けない)
・クリスマスの朝、娘は一酸化炭素中毒で死んだ。消したはずのストーブ、継ぎ足された灯油・・頭に浮かんだ疑念は、やがて確信に変わり・・・(甘いはずなのに)
・相手を引き立てるための自分が、「いい関係」になったのは、18歳のあの旅の後からだ。。ひとり旅・・・そこで出会った灯台守の正体を知りつつ、一晩の宿を紹介した。その晩・・・(灯台にて)
・友達から送られてきた「結婚報告」に同封されていた写真は、友達とは全くの別人だった(結婚報告)
・バカンスで訪れた、コスタリカで僕らは強盗に襲われてしまった・・・(コスタリカの雨は冷たい)
コメント:「小説宝石」に掲載された作品を集めた短編集。
(死んだから働けない)は何ともやるせない気持ちになるなぁ。
(灯台にて)も、まあ面白いです。

著者:北村薫
出版:角川書店
初版:1995.9.30.
紹介:覆面作家シリーズ
ケーキ職人の義父が「修行」と称して山にこもったまま家に帰らない・・・
その真の理由は?
晴れた日に、可愛い男の子を待ち伏せする不審な男の正体は?
舞台の女優が、家で殺された、しかし容疑者と思われる男にはアリバイがあったのだ。
ひとりの女性をめぐる愛と舞台、殺人者が書いたシナリオは?
事件をはさみ千秋さんとリョースケの距離も微妙に近づいたか?


コメント:北村薫お得意の、ちょっとした人間の心の隙間に隠れた秘密をヒントに事件が解き明かされていく。「覆面作家のお茶の会」は、事件といえない事件だけど、人の心の温かさが伝わってくる。

著者:北村薫
出版:角川書店
初版:1991.11.30.
紹介:クリスマス間近の冬、春、そして麦わら帽子の夏。
それぞれの季節の中で起きた三つの事件。
日常世界に潜む謎を、千秋さんは鮮やかに解き明かしてみせた。
お嬢様名探偵誕生。引用

コメント:家にいるときは、深窓のお嬢様。門を一歩出た途端に、口調も行動も180度変わる、まるで二重人格?!(笑)
ここに登場する、編集者の《岡部リョースケ》も、実は双子の兄がいる。
ってまあ、そんなありそうもない登場人物が主人公な訳だが、それはそれで楽しいから良しとしよう。
世間知らずのお嬢様に、こんな理解ある、優しい「岡部さん」がいたらいいなぁ・・・
と、お話の本筋とは離れたところで、思ってしまいました。
まあ、気楽に読める一冊です。

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