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「きみに読む物語」

先日、映画「きみに読む物語」を見てきました。
夫・子供・孫のことを全く覚えていない痴呆症になった妻。
その妻のために、夫は、読み聞かせのボランティアとして「物語」を読む。
その物語を聞くうちに、彼女は一瞬自分自身のことを思い出し、最愛の夫を思い出すのだった。
そして彼はその「一瞬」のために、「物語」を読み続ける…「きみ」に会うために。

とても切ない映画でした。涙もいっぱい出ました。
パートナーが「痴呆症」となったときに、自分自身も老いて行く中で、どのように人生の終盤を過ごすか?
とてもいろいろと考えさせられました。
恋する娘の気持ちになり、娘を心配する母の気持ちになり、
そして、夫婦の老い方も…

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