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救急車!

「けいれんを起こしたので、救急車で病院に搬送します」
デイサービスから電話。
入浴後、リハビリ体操をしている途中で、急にけいれんして意識を失った。10秒ほどで意識は戻ったけれど、車椅子に乗せているうちに、再度けいれんを起こしたそうです。
いつも行っている病院は満床で断られてしまい、はじめての「0病院」へ
入院の用意をして、ババを連れて病院に向かいました。

すでに採血や、いろいろな検査を済ませて、救急のストレッチャーの上で、点滴・酸素のジジ。
見たところ、落ち着いた様子でホッとしました。

「たぶん入院することになると思うので、こちらに記入してください」と看護婦さん。
差額ベットか?一般室か?あれこれ聞かれる。
ところが、先生の話を聞くと、「検査の結果、特に悪いところはないので、入院しなくても大丈夫でしょう。」「もしも、またけいれんが心配なら、入院して、脳波をとってみましょうか?明日の脳神経外科の先生にみてもらいましょう。」
どうも、「どちらでも、いいですよ」ということらしい。

家に帰っても心配なので「入院」しようと決めた。
ところが、点滴の途中で「おしっこ」トイレから戻ってきてしばらくすると、今度は「ウンチとおしっこがでたい」・・・でも、でない。

今、紙パンツだからでてもいいよ~といっても、でない。
どうもジジは、デイサービスの初日とおなじで、「そこにいたくない」と思うと、トイレに行きたくなるような気がする。
家では一人でトイレに行って「自立」しているジジだけど、ズボンを全部脱いだり、そのほかにもいろいろとこだわりがあるので、
「こんなに手のかかる人は、面倒を見れませんよ」「入院するなら、誰かご家族が付いていてもらわないと・・・」「さ、車椅子とトイレの介助の方法を教えます」なんていわれてしまった。
(入院は無理???)

トイレから気をそらすために、指相撲をしたり、手遊びをさせたり・・・
三度目の「おしっこ」に付き合い、ようやく落ち着いたところで、次は「脳波」
「ジジ、ちょっとお昼寝しましょうね~」と言い聞かせて、検査室へ。
脳波の検査はじっとしていないとダメなので、もしかしたら取れないかも・・・

案の定。途中で目が覚めて、「ここはどこだ!??」と不安になって動き出してしまったようで、検査は中断。目はうつろ、不安げにさまよっている。

というわけで、家につれて帰ってきました。
救急車だったから、靴もないし、コートもおきっぱなし。スリッパと私のコートを着せて「似合うよ~」
たぶん、自分が気を失ったことも。救急車で来たことも、全然分かってないし、なんで病院にいるのか?もわかってないのよね。

サンドイッチを食べて、夕方6時頃寝てしまいました。
そして、先ほど、11時頃「もう朝かな?」と目が覚めて考え込んでた。
「まだ夜ですよ~。」

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