« 生活の変化 | メイン | 寝たきり91歳母に放火 »

昼食時の様子

土曜日は午前中に入浴すると言うので、お昼頃に洗濯物を取りに行った。
初めて、夫も施設を見ることになる。

ちょうど食事中のジジ。窓際のテーブルで、いつもと変わらず食事をするジジの後姿を見守る。食事が終わると、入れ歯を口からはずしているが、まわりから注意される事もない。しばらくして、回りが動き始めると、席を立って、廊下のほうへ移動する。自分の部屋に帰っていいのか?誰かに訊きたい様子で辺りを見回している。

部屋の方向にゆっくりと歩き出すが、浴室のドア(鍵がかかっている)をあけようと試み。トイレを覗くが入ろうとはしない。反対側の居室をひとつずつ覗き込むが、どこが自分の部屋かはわからない。廊下の突き当たりの窓ガラスをあけようと試みるが、もちろん鍵がかかっているのであかない。

トイレに行きたそうなしぐさで、人の後を付いてトイレに向かうが、もどってくる。ヘルパーさんが気づいてトイレに誘導してくれる。
その後、食堂近くに戻り、廊下のベンチに腰を下ろす。大体、そのあたりが、なんとなく落ち着く場所であるらしい。


廊下に何ヶ所か非常用のベルが設置してあるのだが、どれも、缶のハコをかぶせてガムテープで止めてある。おそらく入所者が押してしまうためだろう。と思っていたら、予想通り、ジジも缶の上をしっかりと押していた。家にいても、あちこち押していたから、仕方がない。

洗濯物をもらって帰宅。ババに中を確認してもらう。
お風呂で着替えた服一式のほかに、パンツ2枚とズボン下1枚が取り替えられていた。
大体、家にいても、汚すものは同じなので、予想通り。
今のところ、普通の布パンツで対応してくれているが、あまり、介護の手間がかかるようであれば、リハビリパンツや尿パッドなどの使用も考えていくとのことだった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fukuro-books.net/mt/mt-tb.cgi/329