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2006年12月20日

ノロウィルス

病院から電話がかかってきた。
「まさか・・・ジジに何か???」とおもったら、違った。

「時節柄、ノロウィルスがはやっているので、生ものの差し入れをご遠慮願います。」

ニュースでも、病院や施設でお年寄りがなくなったりしてるものね。気をつけることに越したことはない。病院にしても学校にしても、人が集まるところは大変だな。

2006年12月 9日

2カ月ぶりのジジ

11月の上旬は行事が多くて、ジジのところにいけなかったので、2ヶ月ぶりに様子を見に行った。
といっても、毎月一度は「支払い」に行くのがお決まりなのだ。

10月が秋祭りで、今月はクリスマスに衣替え。
ジジはどこにいるかな?とみまわすと、短い髪の毛だけれど、見覚えのある後頭部・・・
いたいた・・・車椅子でテーブルの前に座っている。

正面に回り、「じじ元気?」
しかし、怪訝そうな表情のジジ。・・・こいつだれだ??・・・
そりゃそうだ。2ヵ月ぶりだし、もともと、誰だかわからないんだもの。

でも、ニコニコ笑って、話しかけると、なんとなく安心した表情。
「あーよかった。弱ってたんだよ・・・」
おや、珍しく、ジジが会話してる。(ジジは無口だ)

お風呂にはいったらしく、さっぱりとしているが、肌が乾燥するのかボリボリ腕をかいている。
看護婦さんに、ワセリン?をぬってもらって、落ち着く。

8月に入院してから、そろそろ4ヶ月。だいぶ今の生活にも慣れたのか、落ち着いた表情が見える。表情が穏やかだし、想像してたのよりも元気だ。
手や足をさすったり、手をつないで、腕を動かしたり。ちょっとした体操ふう・・・でも、無理はできないけどね。手をつないでいると、ジジ自身が腕を動かしているのがわかる。

そばにいたって、話ができるわけじゃないので、色々試してみる。
次は、顔の運動・・・?口をつぼめてから、思いっきり大きな口をあけて、「ワ!」
何度か繰り返すと、ジジも同じようにまねをして、一緒に「ワ!」
ふたりで向かい合って、「ワ!」
もちろん、目は思いっきり笑ってやらないとダメだけど・・・
他の人がいたら、百面相みたいにみえるかもしれない。

こうなってくれば、しめたもの。
体を揺らしてみたり、頭を曲げてみると、同じようにまねしてくれる。
帽子のかぶりっことか・・・
なにより、一緒に何かをするのって楽しいみたいで、ジジの笑顔がいっぱい見えた。

看護婦さんに様子をきくと、11がつはマイクロバスで遠足に出かけたそうだ。
広報にも写真が載っていたけれど、スナップ写真をみせてもらった。
ひとつだけ心配なことは、足から菌が入ったのか?右足がはれてむくんでいる。
それも、今はだいぶ良くなったというくらいだから、ひどい時は相当腫れていたのだろう。でも、本人はよくわからないらしい・・・年をとると、抵抗力がなくなっていくんだなぁ。

インフルエンザの予防接種も済ませたと言っていたが、怖がりやのジジのこと。
予想通り、抵抗したらしい・・・(お医者さんは嫌いだし・・・)
どうも3人がかりで、大変だったって・・・想像がつきます。

おやつの時間には、自分ででプリンを食べていた。まだ何とか自分で食べられるみたいで一安心。

病院が遠いので、なかなか頻繁にはいけない。
実は12月に入ってから、何度となく、ジジが家のダイニングに来て、ウロウロと居場所を捜している夢を見ている。11月に行けなかったのが気になっていたのかもしれないし、なかなか請求書が来なかったのも気になっていたのかもしれない。夢に出てくるなんて・・・と心配したけど、まあそれなりに、元気だったので、ホッとした。

次はお正月だね。