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ちょっと、ひとまわり

今日は日ざしも暖かく春めいていた。
ジジ「足が弱っちゃうから、ちょっとひとまわりしてきます」とソワソワ
ババ「危ないから、ダメ!って言ってるでしょ。家に帰ってこれないわよ」

ウーム。どちらの言うことも正しい・・・
そのまま黙っていれば、ジジもあきらめるのだが・・・
今日は思い切って散歩に付き合うことにした。
(どうせ、そのあたりひとまわりだろうし・・・)

外にでたついでに、鉢植えに水をあげてもらおうとジョウロ渡したが
どうも、みずやりもよくわからなくなってしまったらしい。
家の前のゴミ拾いだけが関心の的。

さて、散歩。思っていたのと反対に歩き始めた。
「ん?こっちは駅に向かうんじゃない?」
しまった、携帯とお財布を持ってくるんだった~

商店街に出たところで方向転換。
土曜日、けっこう車が走っているので、注意が必要だ。
ところが、前から来る車には気が付くのだが、
後ろからの車にはほとんど気づかない。耳が遠いので気配を感じないらしい。
急いで、身体を引き戻そうとしても、無理があってうまくよけてくれない。
「後ろから車が来ますよ」と声をかけると、少し道路の端による。
歩道も信号もない交差点を曲がるときが一番危ない。

とはいっても、空を見上げて「青い空だな~」
「お店がいっぱいあるね~」「この道は行き止まりだよ」「この店は来たことがあるな」
などと、言っているので、全くわからないわけでもないみたい。
それに、歩いていてすれ違う人にも、関心があるみたいだ。

ジジのペースにあわせて、歩くこと1時間。
ちゃんと自宅に戻ってこれた。ヤレヤレ・・・・
散歩=迷子になるわけではなさそうだが、車など危ないことには違いない。
たまには一緒に散歩した方がいいのね。

さて、家に帰って、ダイニングでジュースを飲んで、新聞を見て(読むのではなく)
テレビなど一緒に見たりしたのでした。
ちょっとヘルパーなひと時でした。

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