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注射 その後

20日 熱も下がったので、デイサービスに行く。
記録によれば、ふだんと変わらず活動した模様。
トイレは5回。職員の方が、気を利かせて、頻繁に誘導してくれたらしい。

さて夕方、「ジジ、病院に行くわよ」
ジジ「え?ご飯ですか?公園?」
娘「ジジ、お散歩行くって~!」
なんだかわからないけど、靴を履くジジ。

車で病院に着いても、初めての場所でキョロキョロ。
診察室に入っても、不思議そうに先生を見ている。

先生「熱も下がったし・・・もう注射はいいかな?あと一回しておいた方がいいんだけどなぁ・・・」ドキドキ
先生「どうします?もう一回注射しますか?」と手ぶり身振りでジジに尋ねる。
ジジ「??なんですか?てーか?」よく聞こえないしわからない。

そこで、耳元で通訳
「ジジ、病気でおしっこが濁ってるんだって。お尻に注射すると治るって。どうする?ちょっと痛いけど、注射する?」
ジジ「おしっこ?そうか?注射・・・したほうがいいね。おしっこも出たいな」

その同意の一言を聞いた先生。大急ぎで注射の準備。
「おしっこは注射のあと~!」
ジジの気が変わらないうちに、ズボンを下げて、
「ジジ、私の手をぎゅっと握って、お尻、ちょっと痛いけど、我慢してね。」
さすがに針をさしたら「イタイイタイ!」
「あービックリした。こんなに痛いのは初めてだよ~」
と、抗議の眼差し。

「さー!痛かったね。じゃあ、おしっこ行こう!」
「そうだ・・・」と、もう注射のことは忘れたのでした。

覚えられないって、実は幸せなことだなぁ。
ぼうこう炎も、ほかに感染が広がらなくて、本当によかった。

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