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ケアマネ訪問

魔の木曜日はデイサービスがない。なので、月に一度ケアマネさんがジジとババを見に来ます。
2月の介護計画と、最近の様子について聞き取りをするためです。しかし、それは20分ほどで終わり、その後は、ババの延々と続く愚痴を相槌を打ちながら、時には説明をしながら、辛抱強くきいてくださいます。
ほんとうにもう、これは感謝です。ババのおしゃべりが+1時間20分ほど。それも、ここ一ヶ月の話ではなく、ずっと前の話に遡るので、ケアマネさんも何度も聞いている話です。それから、ジジや自分の話ではなく、デイサービスにいる他の人のうわさ話など盛りだくさん。
時間を見計らって「もうお昼になるので、おしまいにしましょう」と声をかけないと、まだまだ終わりません。

途中、ジジを迎えに行き様子を観察します。
「見たことない人だけど…だれだろう?」といぶかしげなジジ。
ケアマネ「お元気ですか?お体だいじょうぶですか?」と問われ、耳の遠いジジは
ジジ「ホー!岡山!それはそれは、ずいぶん遠いところから来ましたね。」などと驚いていました。(;^_^A

さて、ジジババのことで気になることが一つ。ババの前では聞けないので、外にでてお話。
元旦にはなかったはずなのに、3日の朝にはジジの左手に黒ずんだあざ。ちょうど、向かい合って、右手で強く手を掴んだような痕。私が実家に帰っている間に…何が起きたんだろう?
ババは「よろけて、どこかにぶつけたんでしょ?知らないわよ」という。ぶつけたとは思えない場所だけど…
この件に関しては、ババを問い詰めない(認めない)。そして、ストレスを少しでも軽くするようにショートステイを申し込む。

夫婦の老老介護は難しい。「自分が最後まで面倒見なくちゃ」という強い責任感と「なんでこんな事も出来ないの?」という二つの心が同時に存在するのだ。
私はそれを理解しないと…

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