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老年精神科・2

精神科といっても、いろんな分野がある。認知症だったりアルコール依存症だったり、病院によっても得意分野があるみたいだ。

さて、ジジの状態とババの状態をファックスで送ったクリニックで、今回は私だけの相談。
実は、ババがいると、自分の訴えが強くて、こちらの疑問や相談はなかなかできない。無論ババの状況についてもなかなか話しづらい面がある。

その結果、母のストレスを解消するためにはジジを介護老人保健施設へ入所させ、二人の距離を置くことが望ましいというアドバイスをもらった。
家庭介護のいいところは、暖かく見守られて、安心して毎日を送れることが前提だ。今の状態ではいつも怒鳴られ、叩かれそうになり、自分の居場所がなく、邪魔にされている。これではジジにとっても幸せとはいえない。

障害者を家で介護するということはとても大変なことで、そのために家族に犠牲者が出るとしたら、その時点でもう家庭介護の限界が来ていると言う事だそうだ。なので、家族と相談して、ショートステイではなく、3ヶ月くらいの「介護老人保健施設(老健)」への入所をすすめます。

帰宅して、すぐにケアマネさんに連絡を取り、精神科でのアドバイスを伝えたところ
「私も、それを勧めます。ただ、お母様にまだ抵抗があるようなので、ショートを一度体験してから、その次の段階で老健をすすめようと思っていました。」ということで、比較的家の近くの施設を進めてくれた。
ただし、老健は3ヶ月しかいられないので、3ヵ月後をどうするか?が問題になってくる。

夕方、デイサービスより帰宅したババに話をすると、「もう限界だから、老健に入れたい」と了承した。
夫も「自分が現場で介護できないから、いいだろう」と了承。
次の手続きを進めることになる。

この日、ジジは比較的穏やか。

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