« 内科・歯科 | メイン | 老健面接 »

耳あか

今日は「魔の木曜日」だ。ジジは朝から、家の中を歩き回っている。
「何にもないと思うけどな~。確認しておくか~」とあちこち開けて触る。

という訳で、かねてから計画通りに耳鼻科に連れて行くことにする。
ヒゲそって…トイレ行って…コート着て…靴はいて…
「これ、はくの??出て行っちゃいますよ???ひとまわり???」
散歩に行きたい犬のようだ。(犬って飼ったことがないけど、多分)

耳鼻科はあいにく家の近くにない。子供たちが通っていたところはとても混んでいるし、内科と一緒なので風邪をうつされても心配…。恐い先生はいやだし~。遠いと歩けないから、駐車場がないと困るし…
と、いろいろ捜して見つけた。近くにスーパーの駐車場がある。そんなに混んでもいない様子。

初めての耳鼻科。耳が遠いこと、認知症であること、他に内科疾患がないことなど説明。
「認知症になって、しばらく、耳掃除をしていないので耳あかがたまっていないか見てください。」
先生:「耳あかがなければ何もしなくていいのね? 認知症ね、動かないかなぁ? 危ないから手を押さえていて」

看護婦さんが、頭を強く抑える。ジジ、恐怖の症状だが、一生懸命我慢している。「痛いよ!」 
左右の耳あかをあっという間にとって、終了。だけど、ジジは目をギュッと閉じたまま椅子の上で硬直している。 もともと耳を障られるのが嫌いな人らしく、恐かったんだね。
ゆっくりゆっくり椅子から降り、待合室の椅子に座ったら、
「あ~。暖かくて気持ちがいいな~」エアコンの真下で、すっかり耳のことは忘れたのでした。

看護婦さんや受付の人の「大変ね~」という、眼差しが印象的だった。

さて、スーパーで買い物をして、近くの川べりの遊歩道をひとまわり散策し、車に乗せて帰ってきました。そろそろお昼。ちょうど、2時間のヘルパーさんでした。時給にしたらいくらもらえるかな~?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fukuro-books.net/mt/mt-tb.cgi/311