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2008年1月 6日

「療養型・介護保険」→「治療型・医療保険」

ジジがお世話になっていても実はあまりきちんと理解していなかったのですが、この病院は 「療養型医療施設」ということです。という事は現在は介護保険が適用されているのですが、この制度は2011年までにほぼ全廃されるそうです。

それに伴って、4月からは「認知症治療病院」として、医療保険の対象となる病院に変わるそうです。

気になるのは、
①今の状態で入院を続けられるのか?
②費用がどのくらい変わるのか?ということです。

先に病院からいただいたお知らせでは、①入院はこのまま継続される。②費用は個人個人において試算をしている段階だが、おおむね変わらない。しかし、オムツ使用者はオムツ代金の負担が増える。というお知らせをいただきました。
トータルでどのくらいの変化があるのか?個々の試算については、後日お知らせがあるそうです。

療養型医療施設が病院でなくなってしまった場合。特養と同じように、熱を出したり肺炎を起こしたり、そういった異変があるたびに、一般の病院で受診したり、入院したりするのは、体力が落ちた本人にとってもかなりな負担になるはず。まして、認知症とあっては、介護抵抗や診療拒否の行動も見られるので、入院など受け入れてもらえないのだ。

認知症であっても、できる限り安心して、治療を受けられるような病院であってほしいと願う。

2008年1月 5日

新年を迎えて

ジジのところへいってきました。

まず、介護計画をうかがう。
色々と手を尽くしていただいているので一安心。
ただ、いつもベッドにいるようなので、気になっていたのだが、体調のよい時、1時間くらいは車椅子でみんなのいるスペースに出て過ごしているようだったので、安心した。

ベッドで眠るジジは、時々薄目を開けているみたいだけど、覚醒しているようには見えない。
先月来たときには、痰が絡んで苦しそうにしていたけれど、今日はのどの奥もきれいで、調子もよさそうに見えた。

しばらくそばにいると、歯を食いしばるようなしぐさ。手にも力が入っている。
「ジジ、怖い夢をみたの?大丈夫、みんないるからね・・・」

看護師さんに様子を伺うと、「ちょうどいいところへいらっしゃいました。今、院長を呼んで来ますから、直接お話を聞いたほうがいいと思います。」
???

12月頃から肺炎気味だったのですが、暮れの27日頃から熱が出ていたので、経管栄養をやめて、点滴をしていました。抗生剤も入れていますが、レントゲンを見ると、思ったよりよくないんです。
肺炎の影は、落ち着いているようですが、どうも、心臓が弱ってきているようです。
胃ろうの手術もして、できる限りの手を尽くしていますが、心臓が持ち直してくれるといいのですが・・・

うーむ。寝ている姿は、落ち着いているようだったけれど・・・
本人が痛みや苦しさはあまり感じていないようなので、それだけは救われる。

再び部屋に戻ると、ジジは静かに横になっている。
院長先生の元気な呼びかけには、反応してくれる。
おむつ交換など、何かをする時には、前もってわかるように説明して、恐怖心を取り除くように・・・介護抵抗が起こらないように・・・。スタッフの皆さんに感謝。