著者:J.R.R.トールキン
出版:評論社
初版:1992.07.30.
紹介:「ホビットの冒険」でビルボが手に入れた世界を支配する指輪、それをフロドが仲間たちと指輪を捨てるための長い冒険にでる。指輪に魅入られてしまった者、ホビット・魔法使い・ドワーフ・エルフ・様々な者たちと世界の関係がどうなっていくのか・・・
壮大な歴史的ファンタジー。
コメント:昨年の「ロード・オブ・ザ・リング」の映画公開に向けて読み始めたのが、足かけ1年かけてようやく最後まで読み終えることが出来た。
今年の「二つの塔」を見たときにもまだ未読で、どきどきしながら映画を見ていた。
なかなかほんを読んでいるだけでは、特に闘いのイメージがわかないのだが、映画のおかげでとても楽しめた。第3章「王の帰還」では、ラストがどんなシーンになるのか今から興味津々だ。
2003年2月アーカイブ
著者:恩田陸
出版:幻冬舎
初版:2000.03.31.
紹介:町の30%が堀割でしめられている箭納倉。古くから水路と縁が深かったその地に時折起きる「失踪事件」と何事もなく戻ってくる人々・・・
誰もが不思議に思いながら過ぎ去ると忘れてしまう。もう帰ってきたのだからいいじゃないか。この世の中には説明できないこと、説明しなくてもいいことがあるんじゃないかな・・・
「盗まれた」人々。火葬しても残らない骨・・・忍び込む水・・・
真相を追いかけて行き着いた現実、明らかにされるべきことなのか?
コメント:久しぶりの恩田陸さんの不思議な世界。古くからの土地、よそ者を受け入れないと感じられる、あるいは自分がとけ込めないと感じる町。違和感・疎外感・・・
そう、世の中には説明しなくてもいいことがたくさんあるのかも知れない。
著者:柴田よしき
出版:実業之友社
初版:1998.11.25.
紹介:1986年・バブル全盛期。
こわれた社内恋愛、嫌がらせ、突然部屋に乱入した見知らぬ男たち、似たような状況で殺された女・・・私に不幸を陥れたガーネットの指輪を取りまく人間関係の謎?
競馬・・・走る馬の姿に魅了された男と、その4歳馬のラストレースに夢と未来をかけてみる。
コメント:ああ・・・一時はこんなバブル景気の時もあったなぁと、懐かしく思い出すような時代設定。人々は欲望のために策略をめぐらし、その罠にはまっていく。
打算と計算と見栄の中で、時代に取り残されていく感じが良く分かる。人生、幸せなことばかりじゃない。だからといって、不幸せなことばかりでもないのかも。
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