« 2006年5月 | メイン | 2006年7月 »

2006年6月17日

見回りモード

ジジのところへ行くと、いつもの席に姿が見えない。お気に入りのベンチにもいない。リハビリでもないし・・・とさがすと、
いました。廊下の突き当たり。カーテンの陰から出てきました。
夕方の4時前。まだ外は明るいのに、カーテンがかかっている。ガラス戸の鍵を確認して、廊下の向こうから壁伝いに、各部屋の中を確認するように歩いている。
しかし、すれちがっても、全くこっちには気づかない。

まあいい、洗濯物をタンスの引き出しにしまい、数を確認。
お風呂の着替え1セットのほかに、ズボン2枚パンツ4枚がない。今回は洗濯物が多そうだ

廊下に出ると、今度は反対側の廊下の突き当たりにジジの姿。同じくカーテンをきっちりと引いて、すっかり見回りモードに入っている。壁伝いに歩く姿が、やはり左にかなり傾いている。

2006年6月15日

デイサービスに行きたくない

ババのリハビリが始まったようだ。なれない運動であちこち体が痛くて、朝起きるのも大変だと文句を言っている。
ただの筋肉痛ならばいいのだが・・・。
どうも、予防介護で症状が改善された人がでると、施設にご褒美が出るらしくて、事業者はリハビリを積極的に勧めているらしい。
もしも、そのために痛みが増すようであれば、私に文句を言わずに、かかりつけ医に診察してもらって、意見書を書いてもらうしかないんじゃないかな?
「こんなに痛いんなら、もうデイサービスは行きたくない!」
もしかして、これが介護申請を減らすための策略じゃないかしら?
ウーン。どうしましょうね。

2006年6月14日

リハビリの日

水曜日の午後はジジの作業療法リハビリだ。今日は数字の書いてあるマグネットを並べている。
その後、生活フロアに戻ると、ちょうどホールに集まって体操をしたり歌を歌っていた。耳が遠いので、やはりワンテンポ遅れるのは仕方がない。
きょうのおやつはエクレア。職員の方が気を使って、テーブルではなく、私のそばにつれてきてくれた。不思議そうな顔をしているジジだが、なんとなく笑顔が見られる。
看護師さんがジャンケンをすると、以前出来なかったチョキができるようになっていた。誰かが声をかけてくれたり、かかわりがあれば、反応はあるみたいだ。
慣れてきたので、ヒゲをそってもらった。今日はまあまあうまく剃ることができた。やはり、こちらの都合ではなくて、コミニュケーションをとりながらだと、いろんなことがスムーズに進むのだと実感。
ご機嫌がいいようなので、携帯のカメラでジジを撮影。見ても、自分かどうかは分からないみたいだった。着信メロディを耳元で鳴らすと「大きな音だね」これはよく聞こえたらしい。今日は久々にジジと遊んだ気分。

2006年6月10日

彼女が呼んでいる

今日もジジは彼女が気になるらしい。食事で席に誘導されても、しばらくすると席を立って歩いてきてしまう。私のほうを見ているのかと思ったが、違うのだ。
どうも、耳の遠いジジにとって、彼女の大声が何か自分が呼ばれているように感じるのかもしれない。助けを求められている?
そしてまた、ジジはフラフラと、左に体を傾けながら大声のするほうに吸い寄せられていく。

2006年6月 7日

要支援2

今日もジジは、例の彼女の車椅子のそばにいる。なんだろう?波長が合うのかしら?
職員さんも不思議ね~
このところ、洗濯物がお風呂の着替えだけのときが多い。夜リハビリパンツにすることによって、ズボンを汚すことが減ったようだ。という事は、よなかにパンツを脱いで歩き回らなくなったということなのだな。

ババの認定が出た。「要支援2」予想通り。週2回のデイサービスは継続されるが、個別リハビリのプログラムが導入されることになった。ババは脊柱間狭窄症なので下手に動かすとかえって痛みが増すというのだが・・・。ババは不安だ。

2006年6月 4日

不思議な関係

ジジのいる施設にはいろんな人がいるのだけど、中に、いつも大きな声でどなったり文句を言っている人がいる。家にいたら、耐えられないだろうなぁ。
でもまあ、ステーションの前にいつもいるので、呼ばれれば「こんにちわ」と挨拶だけはするのだが・・・。
ところが今日は、ジジがその彼女のそばにいて、何か言われていることを一生懸命聞こうとしているではないか。もちろん、うまくコミニュケーションは取れないのだけれど・・・