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2006年7月27日

介護療養型病院・待機

先日申し込んでおいた介護療養型病院から連絡があって、診療情報などの検討結果、受け入れてもらえることになった。
男性の待ち人数は3番目らしい。できれば、なかなか順番が回ってこないといいなぁ。
今のところは本当に近いし、じじも、95%は何の問題もなく過ごしているのだもの。
「特養」も見に行かなくては・・・

2006年7月25日

特別養護老人ホーム見学

かねてから、色々な相談員さんから「特養」の申し込みをしておいた方がいいですよ。といわれていた事もあり、また療養型病院の入院費用もかなり高額になることが分かったので、いよいよ申し込みを考えることにした。

遠くの施設なら入りやすいとも聞くが、なるべく近くの方が何かあったときに動きやすい。とりあえず、区内の施設を見てみることにした。
訪れたところは、できてから10年以上が経過しているので、比較的古い施設だという。初めてなので、「特養」のおかれている立場、そこに入所するための基準や生活など色々と教えていただいた。
家からはちょっと遠いところだったので、もう少し近い場所も見学して、近々申し込みをすることを考えることにする。
「特養」は病院ではなく自宅と同じ「生活の場」です。なるほど・・・

2006年7月21日

医療還付

何年か前に、ジジババ世帯の医療還付の申請をしようと思ったら、
「所得税を払っていないので、還付できません。」といわれてしまった。
そうなのか・・・

しかし、最近介護の領収書を見ると「医療還付に使える金額は○○○円です」という表示が目に付くので世の中にはそんなに還付される人がいるのか??と不思議に思って、とある部署に聞いてみたら、なんと平成17年度から、年金生活者も所得税を取られているということが分かった。ははぁ~それで、ババが税金が・・・といっていたわけだ。
源泉徴収証もよく分からないうちに捨てちゃったらしい。

だったら、医療還付してもらえるかも!と、領収書を捜したのだが、どうも必要ないと思ったらしくて、一部処分してしまったらしいことが判明。色々と調べてみたところ、去年の分はともかく、今年の分は出費が大きそうなので、領収書を保存するようにお願いした。

税金のことって、難しいなぁ。

2006年7月20日

壊れた入れ歯

先週壊れてしまった入れ歯。
今は、下の入れ歯だけ入れて食べているらしい。上の前歯だけがないのだ。
作り直すか修理するようにお願いしてみたが、口をあけてきちんと治療させてくれるとは思えないということで、困難を極めている。
それに、作ってみても、装着を拒否する可能性も大きい・・・・
今のままでも、普通食を食べているのなら、無理して作らなくてもいいのではないか?というのが、老健側の判断のようだった。

療養型病院でも、歯科医はいるということだし、しばらくはそのままでいいか~

療養型病院の方は申し込みの書類と手続きをお願いすることにした。
それと平行して、特養の申し込みをしておこうと思う。東京でも遠くの山間部だと早く入れるそうだが、なるべくだったら近くの方がいい。とりあえず、近くで見学の予約をした。

2006年7月15日

リゾートホテルのような

予約した病院に出かける。初めてのところなので、余裕をもって2時間前に出発。
いくつかのルートを検索したけれど、どの道を通っても渋滞は避けられそうにない。
おまけに、今日は3連休の初日だ!

今までの老健は家から近かったので、いつでもいけるような気がしたが、今度はそうも行かない。
やっぱり、遠い気がする。
幹線道路のすぐそばなのだが、回りは林や畑に囲まれている。
病院の入り口に入ると、広い青々とした芝生とエントランスには池。花壇もきれいに整えられてまるでリゾートホテルのようだ。一週間くらいなら、泊まってもいいかも・・・・

広い廊下と、受付、外来はないので、静かだ。
雨の晴れ間に、介護の人と共に入院している人たちが外気浴にでている。
面会に来て子供を芝生で遊ばせている家族と車椅子でその孫を見ているおばあちゃんがいる。

担当の方とジジのおかれている状況などについて話をし、病棟の中を案内してもらった。
できてからまだ3年ほどしかたっていないので、きれいだ。病院らしくないところが、今いる老健にも似ているので、ジジもすぐになじめるかもしれない。
ガンの痛みを和らげるような対応をとってくれるというので、ココはいいかもしれない。

見学が終わったので、予約はしていないがもうひとつの病院にも行ってみることにする。
地図上でみると道路一本で案外近そうだ。
受付に声をかけると、説明と見学をさせてもらえることになった。
ココは外観は病院のようだが、中の待合スペースの家具調度がホテルのようだった。
しかし、ガンの痛みに対する対応はあまり期待できそうもない。

最初に見たところがいいなぁ。と感じた。

2006年7月11日

見学予約

さっそく相談員参加ら、療養型病院を二つ紹介してもらった。

ジジは病院があまり好きではないので、なるべく今の老健に近い内容のところ。
一日中ベットに寝ているのではなく、日中は起きて、できれば、少しでも作業療法的なものができるチャンスがあって、誰かは分からなくても、少しでも楽しいと思うことがあるような生活をしてもらいたい。

たまに熱が出ることがあったり、体調を崩すことはあっても、おおむね普通に生活していられるのに・・・このまま老健にいられたらいいのに。

しかしそんなことをいっても始まらないので、土曜日に見学の予約を入れる。
老健のように私だけで動き回って決めるわけには行かない。息子である夫にもみてもらわなくては

2006年7月10日

問題山積

今の施設にだいぶ慣れてきて、落ち着いて生活しているジジ。
このまま、何事も起きなければ、あと半年くらいいられるかなぁ?と思っていた矢先に
仕事から戻った私に、相談員からの電話。今朝、熱が39度でたという。急いで施設に向かった。

お医者さんに見てもらおうにも、診察の拒否が強いので聴診器ひとつ当てる事もできない。やっとのことでレントゲンと採血をしたらしいが、とにかく、治療も診断も難しいジジなのである。入所してそろそろ4ヶ月だが、その間に倒れたり、熱が出たり、毎月一度はそんなことが起きる。この様子では、健康状態が安定した人を一時的に預かる「老健」としては、ちょっと問題があるというのだ。

病院が近くにある、療養型介護施設で認知症対応の施設に移った方がいいのではないか?というのが医師の判断だった。
療養型って、病院に近いよね。ベットに立ち上がろうとするジジは大丈夫?拘束されるんじゃない?
作業療法的なリハビリはなくなっちゃうの?不安は大きい。
だけど、このままおいてはもらえないらしい・・・同じ老健でも医療や認知症専門のところで受け入れてもらえないだろうか?特養も申し込んでおいてください・・・。
施設によって対応はだいぶ違う。ジジにとって、どういうところが精神的に安心していられる場所なんだろう?自宅療養は・・・?・・・かなりきびしい。ごめんねジジ。
相談員さんに、施設をいくつか捜してもらうことにする。

その後ジジのところへ行くと、ステーション脇に置かれたベットで夕食の最中。
ここのところ見ていると、すっかりスプーンで食べるようになっている。
食べている途中で入れ歯を気にして・・・ガリ!??
なんと、入れ歯を割ってしまった。ああ、どうしましょう。介護士さんの指示待ちです。
問題山積です。


2006年7月 6日

要介護4

資料が遅れて、認定が遅れていたジジの介護度が決まった。
「要介護4」
やっぱりなぁ~。精神科のお医者さんにも認知症のレベルから言うと4だといわれていたからしょうがないです。
レベルが上がると、保険の給付金の限度が上がり、必然的自己負担金も上がるようになるわけね。

2006年7月 5日

返事

昨日の手紙に、所長からの返事が届いた。
平たく言うと
「家族からの意見、医師の診断、今までのトレーニングの様子から、検討の余地が出てきた。
しばらく時間を下さい。家族との話し合いもあるかもしれない」というような内容。

とりあえず、本日のトレーニングはないが、午後はホットパットで背中と腰を暖めて終わり。
時間が余った部分は普通のデイサービスの(本日は「カラオケ」)に途中参加。

今後、どういう方向に動くのかしばらく様子を見ようと思う。問題点は色々山積だ。

1、要支援2は動かせない
2、介護保険とは別になるので、制度上デイサービスのプログラムが別になるのは仕方がない。
ただし、今のところ介護予防になったのはババが参加している曜日では二人だけだ。
3.リハビリ・トレーニングのプランを立てたり、指導する専門士がいない。ただ要支援2といっても、人それぞれ抱えている病気や障害は全く異なるのに、画一的な運動をさせて大丈夫なのか?
医師の診断と専門の理学療法士などがきちんと個別の運動プランを立てて無理なくトレーニングを進めるのであれば、多少の筋肉痛は仕方がないと思うのだが・・。職員が研修会に何度か参加してトレーニングの方法を学んだだけで、母を実験台にあれこれ試されてはたまらない。
4.作業療法的(趣味的活動)リハビリを希望しているが、たった、一人か二人のために個別のプログラムや人員を回してもらえるのだろうか?要介護の人たちと一緒のクラスで活動するとなると、料金の不公平さは、どうしたらいいのだろう?要支援の人は支払われる保険料が少ないので、施設の収入が減るのだ。
5、「うちでは対応できません」と言われたら、ババは他の施設に変わる気持ちがあるのだろうか?

ん~介護保険の給付金を抑えるのが目的で作られた介護予防だからなぁ・・・
「嫌な人は来なくていいですよ」といわれたら、なんだか制度の思う壺にはまった気がするし~
しかしだ。これでデイサービスに行かなくなったら、また痛い腰をかばってベットの上でテレビを見ながらウトウトして一日を過ごすようになりそうで、それは認知症への一本道のようで、恐いのだ。
困ったな~。

2006年7月 4日

体力向上目的のトレーニング(リハビリ)について

ババのトレーニングが始まって3週間が過ぎた。
「痛いからやりたくない」とスタッフに言っても聞いてもらえず、他の人がいる部屋に所長がやってきて、席追い回すように説得を続ける。周りの人は何事かと思う。とうとう、耐えかねたババが、「やればいいんでしょ!」と怒った事もあったらしい。ババは、みんなの前でゴチャゴチャ言われたのも気に入らなかったらしい。確かに・・・プライバシーだよね。

今日はようやく、病院に行って、医師からお手紙をもらってきた。
「脊椎管狭窄症・変形性脊椎症」で、運動は勧められない。安静を指導している。と言うような内容。

更に、ババからどんな内容のトレーニングをさせられているのかを詳しく聞いたところ、まあ一方の意見だけでは、公正さには欠けると思うのだが、色々と謎の部分や問題点が浮かび出てきた。
このまま、納得のいかない状態で続けても良くないと思い、デイサービス宛に書面をしたためた。
本人が「やりたくない」といっただけでは、きちんと取り上げてもらえないのだ。

・・・・・・・・・・
いつも母がお世話になっています。介護予防の対象となってから、午後のリハビリが相当つらいようです。母は「脊椎管狭窄症・変形性脊椎症」でよくなる見込みがなく、手術もできない状態で、現在は痛みを軽くするような治療・投薬を行っています。それでも、特に朝は痛みがひどく、毎日痛みに耐えて起き上がっています。

ところが、リハビリと称するトレーニングで、体中に無理な力を入れてしまうため、痛みが増しているようです。更に、リハビリが精神的な苦痛にもなっていて、このまま続けることが、体力の向上につながるとは思えず、逆に精神的なストレスになって、過去にも入院したことがある「急性腸炎」を再発させてしまうのではないかと、とても心配しています。医療機関にも相談しましたが、体力トレーニングは、母には合わないと指摘されています。

母にとって、決められた日時に身支度を整えて、デイサービスに行くということが、精神的なハリ・前向きな生き方につながり、生活を活性化させています。人見知りが強く家に閉じこもりがちな母にとって、日中起き上がって、人々とコミュニケーションをとる努力をするだけでも、相当な刺激となりリハビリにつながっていると感じています。せっかくデイサービスに慣れて、楽しみにしていただけに、最近の母の様子を見ていると、とても良い状態とは思えなくなってきました。

以前の説明会で伺った、体力トレーニング以外のプログラムに向けて、ケアープランの変更を検討していただけないかと考えています。この件に関しては、どこか他の機関に相談した方がよいのでしょうか?わがままな利用者と思わずに、どうぞよき助言を下さい。お願いします。
・・・・・
さあ、どうなるか?

2006年7月 2日

予測できるかできないか?

日曜日の朝はリハビリもデイサービスもないので、施設は比較的静かだ。
ジジは先週散発があったので、頭がさっぱりしている。おヒゲがちょっと伸びていたので髭剃りを誘う。

誰でもそうかと思うが、これから先の予測がつかないときに、突然変化が起こると、それを拒んでしまうものだ。
じじの髭剃りも、同じで、いきなり機械のスイッチを入れてあごに当てようとすれば「なんなんだ!?」となってしまう。
というわけで、まず、髭剃りモードに誘導・あごのひげを触ったり、電気かみそりを見せたりと、準備の上で髭剃りスタート。
おかげで、今回は気持ちよく自分でそることができた。めでたしめでたし。

同じようなことが、入れ歯装着にもおこる。
食事の前に、ヘルパーさんがポンポン入れ歯を入れていくのですが、いきなり口の中に異物を放り込まれたじじは困惑する。
それで、すぐに入れ歯をはずして出してしまうことがあるのだ。
そんなときは、入れ歯なしでご飯を食べていたり、途中で入れ歯をはめたりするらしいのだが、まあヘルパーさんは大変だと思います。