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2007年9月29日

夜間吸引

ジジが入院している病院の相談員さんから電話があった。
特養の申し込みについて・・・
「このところタンが詰まって自力で吐き出せないので、夜間でもタンの吸引をしているのですが、こいう状況をお話しすると、特養の方で受け入れのお話がダメになるかもしれないのですが、どうですか?」

ああ・・・そうだったのか。確かに、昼間でもタンが絡んで苦しそうなときがある。でも、「熱も心配するほどじゃないし、安定してます」と、言ってたじゃない・・・
だけどこの間は、お祭りの日で、婦長さんとは話してなかったなぁ。

結果:特養に相談してみるけど、HPを見る限り「吸引=×」って書いてあった。対応できないってことだ。
近くに来れば、もう少し状況がわかると思ったけど・・・無理なんだ。しょうがないね。

病院には、「入院する以前に、特養の申し込みはしてあった。たまたま、先週(空き)が出て順番が来たという連絡があって、そういう話になったのだ」とお話した。
なかなか月一度の訪問じゃ、ジジの様子が見えてこないし・・・
けれど、今回の事があって、普段の生活の様子や病状の事を色々と考える事ができて、良かったかもしれない。これからは、せっかく行ったときくらい、ジジの様子を根掘り葉掘り聞いてこよう。電話で質問してもいいみたいだし・・・

確かに今の病院では、病室に居たまま、レントゲンの機械がコロコロと移動してくるし・・・
胃ロウのチューブ交換もやってもらえるし・・・お風呂も、機械浴ではなくて入れてもらってるようだし・・・
特養だとレントゲンひとつ撮るにも病院に行かなくちゃならないわけだから…ジジへの負担が大きいかもしれない。

しかし・・・胃ロウの手術をしたからといって、状況がそう良くなったわけではないな。
肺炎を起こすことが少なくなったけれど、もう、口で飲み込む力も吐き出す力もなくなったようだし…

まあ、とにかく、月曜日に特養に連絡を入れよう。

2007年9月23日

特養再訪

夫と一緒に、日曜日のお昼時にお邪魔してみた。
急に行ったのだけれども、若い男性の職員が丁寧に案内してくれた。
機械浴の施設も説明してくれて、親切でした。

ちょうどお昼の時間で、皆さんテーブルに集まってお食事が始まりました。
胃ロウの人は、車椅子で部屋から出てきて、いるようでした。
その人の体力に応じて、なるべく寝たきりにならないように、昼と夜の区別が付くように・・・
ジジのADL(日常生活動作)の度合いがこの1年でだいぶ落ちてきている、しかも、いったい本当のところ毎日どんな生活をしているのか?まったく見えないのだ。一ヶ月に一度、短時間様子を見るだけでは、全然見えていないことに気づかされた。

2007年9月20日

情報収集

昨日見学した「特養」。印象は悪くない。
今いる病院が、ホテルのようだから、そこと比較するのは論外。

だけど、少し客観的な別の視点からの情報が欲しい・・だってほら、介護職員による虐待とか・・・ニュースで見るし・・ねぇ。

というわけで、以前お世話になっていたケアマネさんに聞いてみた。

特に、心配な問題点は耳にしないそうだ。「胃ロウ」でも大丈夫なら、よかったですね。自宅が近いので、もしも移ってきたら、顔を見に行きますよ~。といってくださった。
人員配置も適正だし、介護保険導入以前から事業をしているので、信頼が置けるという話でした。

ちょっと安心。とはいっても、ジジの健康状態が適応できるかが一番の問題です。

2007年9月19日

特養を見学

昨日連絡があった施設に見学に出かけた。
介護保険制度ができる前から、ある施設なので、「古いし、狭いです。最近できたところはホテルのようなところもあるらしいですね」と、案内してくれた相談員の方はいうけれど、そんなにいうほどではない。

家から車で20分くらい。今のところは1時間以上かかるから、ここは近い!おおきな魅力!
施設は定員50名、こじんまりとしている。住宅地なので、1.2階は木立があってちょっと日が当たらない。3階は明るかった。1階はデイサービスをやっている。
服装は私服。パジャマと部屋着。3~5組くらいを用意。私物は段ボール箱2個くらいにまとめるそうだ。(大きなクローゼットはないので・・・)
洗濯はやってもらえるので、老健のように頻繁に行かなくても大丈夫。

病院は老健のときと同じような感じ。具合が悪くなれば、家族が入院の手続くなどを行う。
そこが、今いる病院との違いね。まあ、実際には全部私が対応するわけだから、私の負担は増えるか?ジジにとって、どっちがいいのかなぁ・・・

一番違うのは「料金」。半分以下で済む・・・これって、かなり大きいんじゃないか?

いずれにしても、私は嫁の立場。最終決定は息子の判断。

地域包括センター

今日は、私の健康診断のため、仕事はお休み。

午後から、介護度変更のために近くの「地域包括センター」へ手続きをしに行った。
何の事はない。変更願いの書類と、介護保険証を提出すればいいのだ。

その後、役所の方で、病院に聞き取り、面接に出向いてくれて、判定が下されることになる。

ついでに、「特養」の事も色々と教えてもらった。
特養は、生活の場なので、病気や胃ロウのチューブ交換などは、家族が病院に行ったりすることになる。そこがポイントだな。

1年前に、何箇所か見学して話を聞いたので、大方の様子はわかっていたのだが、1年前とはジジの状態が大きく変わっている。
あのころは、まだ、何とか廊下を自分の意志で歩いていたのだ。

2007年9月18日

特別養護老人ホーム

去年の夏に申し込んでおいた、「特養」の一つから連絡があった。
「そろそろ申し込みの順番が近づいてきたので、その後、状況がかわりませんか?入居の希望はどうですか?」

おや、また、安否確認か?とおもったら、今度は本当に順番が来たらしい。

どうしよう・・・まだまだ、当分先だと思っていたのに。いや・・・せっかくだから、検討の余地はある。
ジジのような状態でも受け入れてもらえるのか? 

とりあえず、希望があるのなら、面接の予定を立てましょう・・・・ということになりました。

2007年9月16日

敬老&秋まつり

秋祭りのイベントがあるのいうので、ババを連れてジジのところに行きました。
真夏のような日ざしで、太鼓や踊りの人たちも大変そうですが、炎天下に出るお年よりも、体調が心配になるくらいの、いいお天気。

去年はジジも前庭に出て、お祭りを見たり、縁日を車椅子で回っていたのを思い出しました。
今年は、遊びに来た家族や孫もお祭りに参加できるように、食券やお祭りのチケットなども用意されて、病院も色々企画を考えているようでした。近くの保育園から園児も来ている様だったし・・・
暑さ対策のテントもいくつかでていました。元気な人たちは、家族も来て楽しんでいる様子でした。

でも、今年のジジは「いろう」だし・・・いつも午後は寝てるしなぁ・・・
やっぱり・・・病棟に行ってみるとお昼寝の最中でした。もっとも、この炎天下に外にでるのも心配です。
看護師によれば、ちょっと熱が高い時もあるけれど、おおむね安定しているようだった。

声をかけてみれば、目を開けるけれども、いぶかしげに眺めるだけ。
眠っているのならば、その方が楽なのだろうなぁ・・・
ここに来て1年。少しずつ少しずつできない事が増えて行く。
それでも、手の握る力は意外に強いので、ビックリする。
太鼓の音が聞こえるのか?無意識に手で拍子をとったりするのは、昔からで、ちょっと嬉しかった。

ジジが今どんな気持ちでいるのかは、想像もできないけれど・・・

帰りがけに言われた。「現在要介護度4ですが、胃ロウになっているので、5になる可能性があります。認定の変更願を出してください」
ホー。役所に行けばいいの?何が必要なんだろう?