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2005年7月31日

夜・ねる・昼

いつもの夕食後です。
なぜか朝と勘違いして雨戸を開け顔を洗い着替えたジジに

「夜」と書いたメモをみせた。
…夜?今?
つぎに「ねる」というメモを見せる。
…ねる?じゃあ、着替えちゃダメなの?
「夜」「ねる」「夜」「ねる」…
…夜?ねる?じゃあご飯も食べないで?

だって・・・今、夕食が終わって、歯を磨いたところじゃないのぉ~
だけど、まあ納得して「ねる」体制に入ってくれたヤレヤレ

さて、それに気をよくした私は、次のパターンを試してみた
4時過ぎ、まだ明るい。この暑いのに、雨戸をピタピタ締め切ってしまうジジに
「昼」と書いたメモを見せた。

…昼?昼?ごはんなの?

ダメだ!ジジの頭の中では
「昼」=「おひるごはん」と変換されてる。

しかしこの暑いのに・・・
暑さも。明るさも感じないのねぇ。
でも、元気です。

2005年7月20日

何か食べさせてもらえますか?

夕食直後です。歯磨きが終わって、無事薬を飲んで…
「おやすみなさい」のはずが、ダイニングを覗き込むジジ

「あのー。ごはんかな?何か食べさせてもらえるんですか?」

ダイニングは時間差で帰ってくる家族がまだ食事中です。
それに・・・薬も食べるものだと思ってるのねぇ。

「もうご飯は終わりました。食べるものはありませんよ」
「そうか、ご飯はないのか・・・じゃあ、寝ちゃうかぁ」

なんだか、意地悪してるみたい。
よく話には聞くが「まだご飯を食べていない!」「食べさせてくれない」
という、ことは言わないので、助かるのだが・・・・。

2005年7月19日

何を着たらいいんだ?

朝の着替えは、ジジとババにとって一騒動。

・朝目覚めたジジ→とりあえず着替える。
(その日によって、普段着であったり、パジャマだったり)
ところが、ババは、デイサービスに行く外出着に着替えさせたい。
→服を並べ、着る順番を指示する。

・しかし、ジジは、ババの意図するところがよくわからない。
→着ていた服を脱いで、置いたとたんに、次に何を着たらいいのかわからなくなる。
→脱いで裏返しになった服を、再び着込んでしまう。
     ↓↓↓
!!!ババの、怒り・爆発!!!

まあ、そんなのが、毎日の繰り返しです。

さて、ただいま夜「23:20」
どういうわけだか、夕食を朝と勘違いして、顔を洗って雨戸も開けた・・・
いま、もうすぐ昼ご飯かも・・・と待機してるようです。
どうしましょ。???あきらめて寝てくれないかな?

2005年7月18日

梅雨明け宣言

とうとう、東京地方も梅雨が明けて、夏本番です。
しかし、ジジはあんまり暑ささを感じないのでしょうか?謎です。

夕食後、キッチンをのぞきなにやら申し立てているジジ・・・???
なんだろう?何かがついていて、そのままねちゃうぞ!と言ってる。
そこでお風呂場に行ってみると、いつものごとく、浴室内の電気とガスのランプがついてる。浴室の電気はジジが自分でつけたのに・・・
でも、いつもはパチパチ試行錯誤してるけど、今日はあまりしてない。

さて、おやすみなさいと言った40分後、またキッチンを覗き込んで何か言ってる。
「火が燃えてるんだけど…危ないけどいいのか?」
行ってみると、洗濯機の操作ランプがまるで花火のように明るい。
もー!「お洗濯してるの~。だからいいの~!」

「戸締り」の意識はしっかり残っている。けれど、方法をすっかり忘れている。
こまったもんだ~。

2005年7月17日

雨戸開閉

あつーい!
なのに、ジジは窓をピッタリ閉めて雨戸まで閉めてしまったりするのだ。
そうかと思うと、もうねるのに、雨戸を開けてみたり・・・

あげくの果てには、戸締りを確認しながら、
「私の部屋の窓が開いてるんです。閉められないので、どうしたらいいでしょうか」
なんて、わざわざ言いに来たりするのだ。???

そうかと思うと、真夜中12時。
トイレに起きて、しっかり顔を洗っている。
しばらくすると、雨戸をガラガラ開ける音…部屋には電気がついている。
どういうわけか、ポロシャツなんか着ちゃってたりする・・・
朝ごはん、待ってるんだろうなぁ・・・

真夜中12時でも、2階の住人はまだごそごそと活動しているのだから
しょうがないのだ。別に外に出て行くわけでもないのでそのまま放置・・・
そのうち寝たらしい。
朝、わざわざパジャマに着替えて起きてきた。
ヤレヤレ、またババのストレスが…

2005年7月14日

お盆

今日はお盆なので、ジジの兄の家にババと2人で出かけた。
その家の兄嫁。しばらく前から痴呆でデイサービスにも行っていたのだが、
最近は、昼夜の区別なく、よく眠るらしい。

ジジはいつものごとく、途中でカエルコール。
しかたがない、そこがどこで、どんな関係のある家かわからないのだ。

ババ「帰るの?だったら、どうぞ・・・」
玄関で靴を履くジジ…
「一人じゃ帰れないよ。電車に乗らなきゃならないのに、お金もないし」
ババ「いくらあったらいいの?」
ジジ「10円…」
困ったジジは
「あなたを頼りにここに来たんだから、つれて帰ってください」

出かけたら帰れないのに、どこかに出かけたいジジなのでした。

2005年7月11日

ショック!!

七夕の日に、救急車で運ばれた、バイト仲間のご主人。
その日の夕方なくなったそうだ。まだ50代前半だったのに。
なぜこんなにも、働き盛りの人の命が失われるのだろう?
理不尽な思いでいっぱいだ。

2005年7月 9日

四万六千日

今日は、浅草寺のほうずき市に行って、「家内安全」家族の平穏を願ってきた。

あいにくの小雨だが、賑わいはボチボチ。
もちろん、ジジは一緒ではない。

夜、10頃家に戻って、玄関の鍵を開けたら、そこにジジが立っていた。
!!!ビックリ!!!
まだ、洋服を着ている・・・。ということは、まだ、寝るつもりはないらしい。
まあね、眠たくなければ、起きてたっていいのだけれど・・・

・・・
話は大きく変わる。
私のバイト先で、7日にバイト仲間のご主人が倒れて救急車で運ばれたという。
50代だそうだ。
そして、昨日、やはりバイトの人のご主人が亡くなった。40代だった。
肺がんだという・・・
なんだかとっても不安になってきた。

だからといって、四万六千日のお参りをしたわけではないのだが・・・

2005年7月 7日

昼と夜

「お昼ご飯は12時」「夜ご飯は7時」
そう思っているので、時間までじっと待っているときがある。
しかし、昼と夜が混在している。
夜目が覚めてトイレに行って、ダイニングに電気がついていれば・・・
「もう昼ごはんかな?」もう少しで12時だ・・・・
午前2時
残業の息子が遅い食事を取っていれば、「ご飯ですか?」
これでは、ジジが混乱しても仕方がない。

夕方、あちこちの電気を消して、窓や玄関の鍵を戸締りして回る。
しかし、鍵が閉まっているか自分でわからないので、何度も繰り返し不安になる。
ようやく、夜だと思って眠り・・・
夜7時頃に「夕ご飯よ・・・」とおこせば、
「もう朝か?みんな早いなぁ・・・」
当然、食後は、雨戸を開け、布団をたたみ・・・
いくら、「もう夜なの。みんな寝るのよ~」といっても、理解できない。
薄暗い部屋で、じっと時計を見つめている。
みれば、その目覚まし時計は「さかさま」に置かれている・・・

夜・・・玄関の鍵をさわる音・・・
どうしたの?
「いや、虫がいたからね。外に捨てようと思って・・・」
夜である。見れば、5mmほどの糸くず。本人には虫だと主張する。ヤレヤレ。

2005年7月 4日

さくらんぼ

ジジもババも元気です。

最近ジジはまた、黒いものを食べなくなって来ました。
たとえば,ぶどうパンの中の、ぶどう。味噌汁の中のわかめ
もちろんかぼちゃの皮もアウト!全部出す。
まあ、いいけどね。

夕食後、歯に物が詰まったといって、歯磨きすること15分。
ようやく納得して、部屋に戻ったのを見計らってのぞくと
なんと、アーモンドチョコの包み紙を手に、口をモグモグ
でも、怒られたと思ってあわててチョコを口から出した。

・・・「何のために歯を磨いたの?」
おまけに、「歯がないからねぇ・・・食べられないんだよ」
(・・・歯磨きするときに入れ歯を預かってます。)
きっと、種があったといってアーモンドを出すんだろうなぁ。

認知症だから仕方がない。でも、なんでチョコがあるんだ?
見れば、仏壇の前にもビスケットやらおせんべい。
ババ曰く「おやつの残りよ」

いいのかぁ?変な時間に食べちゃうのに。
食べた後で、怒鳴らないでほしいなぁ。

さらに、仏壇の中には、賞味期限を過ぎたお菓子。
・・・も~。

さてさて、デザートにさくらんぼ。
どうやって食べるかな?皮を出すかな?枝は?種は?
ちゃんと食べられました。
でも、種を見て「これも食べられるのか?」
やっぱりわからないのねぇ。あんなに好きだったのに。