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2004年4月アーカイブ

著者:松森果林
出版:筑摩書房
初版:2003.10.10.
紹介:ある朝起きたら、音がなくなっていた・・・
十代での失聴、手話との出会い、聞こえない母親としての育児。
かけがえのない〈音〉の記憶と〈伝え合う〉ことの喜びを瑞々しく綴った処女エッセイ。目次/音が、消えた/手話の世界/聞こえない母親/泣き声が聞こえない/「ママ電車!」/ユニバーサルデザイン/他

コメント:自分の耳が聞こえなくなっていることに気付いたら・・・子ども心に沸き上がる不安。
突きつけられる現実・・・。心を閉ざしてしまいそうな現実を乗り越えて、手話や人と出会うことで、自分の世界をどんどん開いていった作者のパワーに圧倒される。
母親となり、子供とともに成長しながら、この人でなければ出来ない仕事もこなしていく。前向きに生きていく姿勢に力をもらえる気がする。

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2004.01.08.
紹介:手がかりは孤島の研究所の事件ですでに提示されていた!大学院生となった西之園萌絵と、彼女の指導教官、犀川創平は、真賀田四季博士が残したメッセージをついに読み解き、未だ姿を消したままの四季の真意を探ろうとする。彼らが辿り着いた天才の真実とは?『すべてがFになる』の真の動機を語る衝撃作!(裏表紙より引用)

コメント:犀川シリーズと、瀬在丸シリーズがいよいよ合体!?犀川先生って・・・!
いったいいつが現在で、過去なのか?
登場人物の相関関係と、年表をつくらないと・・どこかにないかしら?
それにしても、真賀田博士の死んでしまった娘の細胞はどうなっているのか?
そして、四季の存在は?

萌絵ちゃんと、紅子さんの対話が、なかなか興味深かったです。
その人が「扇風機」なのか?それとも「太陽」なのか?それは自分の認識。

著者:森 博嗣
出版:講談社
初版:2000.09.05.
紹介:航空ショーでアクロバット演技中のパイロットが撃たれ、死んだ。航空機は二人乗り。パイロットが座っていたのは後部座席。しかし、撃たれたのは背中から。犯人は一緒に登場していた女性記者なのか?衆人環視の中、成立した空中の完全密室。シリーズ最高何度の謎を、没落した名家の令嬢・瀬在丸紅子が解き明かす。(裏表紙より引用)

コメント:でた!「エンジェル・マヌーバ」これが「ねじれ屋敷の利潤」に出てくる魔剣の出所だったのだ。やっぱり、シリーズは順番に読まないと・・・
今回も、小さな謎がいっぱい。「暗号に隠された、名前はどこに?」「消化器でどうやってざる蕎麦をつくるのか?」「紫子さんの部屋を密室にしたカギの動きって?」
小さな謎に翻弄されてしまうと、大きな謎を見失ってしまう・・・。

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2003.11.05.
紹介:米国から帰国した真賀田四季は13歳。すでに、人類のなかで最も神に近い、真の天才として世に知られていた。叔父、新藤清二と行った閉園間近の遊園地で、四季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子との再開。妃真加島の研究所で何が起こったのか?「すべてがFになる」で触れられなかった真相が今、明らかになる!(裏表紙より引用)

コメント:

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2003.09.05.
紹介:『すべてがFになる』の天才科学者、真賀田四季の少女時代。叔父、新藤清二の病院で密室殺人が起こる。唯一の目撃者は透明人間だった!?すべてを一瞬にして理解し、把握し、思考する才能に群がる多くの人々。それを遥かに越えて、四季は駆け抜けていく。其志雄は孤独な天才を守ることができるのか!?(裏表紙より引用)

コメント:四季と常に一緒にいる栗本其志雄・・・同じ名前を持つ真賀田其志雄・・・誰からも見えない透明人間の僕・・・乖離した意識。閉じこめられた記憶。
四季と瀬在丸紅子、西之園萌絵との、最初の接点がここにある。
これからの「夏」以降がどうなるのか楽しみだ。

著者:石黒謙吾 写真:秋元良平
出版:文藝春秋
初版:2001.04.10.
紹介:ラブラドール・レトリーバー。盲導犬の血統を持たない仔犬が、その性格を見込まれて盲導犬となる訓練を受ける。誕生・可愛い仔犬の頃・訓練を受け盲導犬になる・その後引退して息を引き取るその時までを、追い続けたカメラ・・・
クイールを追い続けた写真家秋元良平さんの写真に引きつけられる。

コメント:本にしてしまえば、アッという間に読み終えてしまう。これが映画になったら、きっと涙を誘うだろう。
私はペットと暮らしたことがほとんどないのだが、クイールの最期の写真が心に焼き付いている。
盲導犬として生きたクイールの生涯は人間にとっては感動ものだが、クイールにとってはどうなんだろう?これだけ人と交わって、人のために尽くす事って、犬にとっても幸せなんだろうか?自由気ままに人間と暮らし愛情を受けるペットとしての一生と、どっちが幸せなのかな?

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:2000.05.05.
紹介:「夢の中の女に、殺される」──N放送のプロデューサは、20年以上前に死んだ恋人の夢に怯えていた。彼の番組に出場する小鳥遊練無たちの前で事件は起きる。銃声は一発、ところが密室の中の死体には傷が二つ?随所に挿入される犯人の独白は、読者を混迷の渦に巻き込む。そして明かされる、あまりにも意外な犯人!!(裏表紙より引用)
コメント:あー、参りました。やっぱり、事件の鍵は一番最初にあったんだ。
しかし、探偵・タクシーの運転手と聞いて、男性をイメージしてしまう、この固定観念がダメなんだなぁ。またやられてしまいました。

著者:森博嗣
出版:講談社
初版:1999.09.05.
紹介:避暑地に建つ施設博物館「人形の家」。そこに常設されているステージで、衆人環視の中「乙女文楽」の演者が謎の死を遂げた!被害者の一族では、二年前にも、新婚の青年が殺されていた。悪魔崇拝者だった彼は、「神の白い手」に殺されたのだと、若き未亡人は語るのだが!?ラストの1行で、読者を襲う衝撃の真実!(裏表紙より引用)
コメント:毎日細切れに読んでいたせいで、どうも本にのめり込めなかった。やっぱり一気に読まないと楽しめない。今回も、やっぱり最初の部分が重要になってる。
さーて、もういちど読み直さなくちゃ。
と、読み直してみたのだが・・・ラストの1行で、ますます謎が深まってしまった。
トリックとか、状況はわかるんですけどねぇ。

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