星の音が聴こえますか

著者:松森果林
出版:筑摩書房
初版:2003.10.10.
紹介:ある朝起きたら、音がなくなっていた・・・
十代での失聴、手話との出会い、聞こえない母親としての育児。
かけがえのない〈音〉の記憶と〈伝え合う〉ことの喜びを瑞々しく綴った処女エッセイ。目次/音が、消えた/手話の世界/聞こえない母親/泣き声が聞こえない/「ママ電車!」/ユニバーサルデザイン/他
コメント:自分の耳が聞こえなくなっていることに気付いたら・・・子ども心に沸き上がる不安。
突きつけられる現実・・・。心を閉ざしてしまいそうな現実を乗り越えて、手話や人と出会うことで、自分の世界をどんどん開いていった作者のパワーに圧倒される。
母親となり、子供とともに成長しながら、この人でなければ出来ない仕事もこなしていく。前向きに生きていく姿勢に力をもらえる気がする。


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