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2006年2月28日

老健・ケアマネ

ケアマネさんから連絡。
「老健に問い合わせしたところ、4月に大きな移動があって、特に男性の部屋があく可能性が高い。なるべく早く、書類を提出して、手続きを進めるようにしてください。」
問題は、ジジがどう反応するかだなぁ。

2006年2月26日

雨の日は困るね~

朝から冷たい雨が降っている。ジジは雨だと、外にはでたがらないのだが・・・家の中はうろうろしている。どうしてかというと、自分の部屋もダイニングも、なんとなく居場所が見つからないらしいのだ。困ったね。

雨の日は、それでなくても、ババの腰は痛むらしい。そこにジジの顔が見えると、もっと痛むらしい。困ったね。「老健」の入所もままならない今は少しでも状況を改善させる努力が必須。ババが怒らないように先手必勝で行くしかない。

しかしだ・・・
失敗1
昨夜はずしてポリデントしていた「入れ歯」朝食時に装着するのを忘れた。
食事はやわらかいので、入れ歯なしでも食べられるのだが・・・「ガリ!!」不穏な音。歯が欠けた?
どうも、歯と歯がぶつかってしまったらしい。ショック!
入れ歯はブリッジで引っ掛ける歯ではなかったので、よかったけれど、歯医者さんに行かなくちゃ。

失敗2
朝食後、便意をもよおしたジジ。今回はちゃんと便座に座って出来たようだ。
しかし、何かにおうぞ??パンツの中を確認してもないし・・・とおもったら、
ババの声
「ジジの手を洗わせて!」トイレがあちこち汚れてるの。

ギャ!手についてる!先週の土曜日と同じだよ。
ジジは、トイレットペーパーを10cmほどしかつかわない。それも小さく4つに折る。
そんな紙で拭く訳だから、てにつく。それであちこち触り、ズボンもはく・・・
という訳で、手を洗ってから、洋服全とっかえ。もちろん、お尻も拭きました~

ペーパーを小さく使うのは、昔からだった。ちょっと前までは、手が汚れると、手洗いで洗っていた形跡があるんだけど、今はそれもしなくなっちゃったんだね。
それに、昔よりも食事の量が増えたから、便の形態もだいぶ違ってきてるみたいだ。むかしは小さい紙でも大丈夫だったのかもしれない。
トイレは、見守りじゃなくて「介護」だなぁ。

2006年2月25日

時間のつぶし方

朝からいいお天気。じじもソワソワとして落ち着かない。デイサービスもないので、近所の八百屋さんまで歩いて買い物に連れ出す。「ちょっとひとまわり・・・」ジジが持てる軽めの荷物をもってもらう。

それだけでは物足りないので、車に乗せて私の用事に連れまわる。図書館に予約した本を取りに行き、中を一巡り。スーパーでカートを押して買い物。

さーて、これで少しは疲れて、午後おとなしくお昼寝してくれるかな?
ババも、ジジがごそごそ動き回ってなければ、少しはいいでしょ。

2006年2月24日

ストレス軽減

ババのストレスを少しでも減らすために。ジジとの関わり時間を極力減らすことにした。
朝も、ババが爆発しないように、先回りしてジジを危険な状態から回避させる。まあ、おとなしく寝かせたり、さっさと着替えさせたり・・・。実際、大きな声を出す必要はなく、ほとんどはジェスチャーと表情でコミュニケーションが取れる。
後は、「ババがどうして欲しいと思ってるか?」を把握することがポイント。これがけっこう難解なのだ。

さて、暇つぶしに、爪を切り。ヒゲをそり・・・。


2006年2月23日

「老健」見学

魔の木曜日。ジジとババを離すために、午前中皮膚科と内科へ。駐車場がないので、歩いてゆく。途中で歩けないと騒いだらどうしよう?
3日前から陰部の辺りをボリボリ掻くので、もしも、変な皮膚病だったらどうしよう?と心配になり受診。しかし、ただの乾燥肌と分かり一安心。家に帰ってよく見たら、腰や背中も手の届くあたりは引っかきキズだらけ。おまけに、爪も伸びてた!!

その後、医療情報をもらうために内科を受診。老人検査の数値だけでは項目が足りないので、再度血液検査・レントゲン・喉の粘膜の検査を追加。耳は遠くても、ジェスチャーだけで80%は理解してもらえる。大声の必要はない。

心配するほどの事もなく、無事家まで歩き通す。ただ、自分の家は分からなかった。

午後、「老健」の施設見学。
比較的新しくきれいな施設。エレベーターのスイッチは指紋認証。窓も大きく開かないようにロックされている。
認知症患者で自立歩行できる人は、暴力的であるかどうかが問題らしい。ジジの場合、ババに暴言虐待を受けた場合と、注射などで暴れることがある。けれどそれ以外なら、きわめておとなしい。後は、時間が混乱して夜中に起きてしまう事も問題行動のひとつらしい。
介護は問題なくても、他の利用者に被害が及ぶことが入所のポイントになるという。
とりあえず、日常生活の情報をデイサービスの人にも書いてもらい、書類提出の後、本人の面接→判定会議→お試しショートステイ→再判定→入所待機。という運びになるということでした。

多床室の利用はけっこう難しいかもしれない。しかし・・・個室は差額ベッドのような料金加算があるらしい。参ったな。仮に入所待機となっても、だいぶ順番待ちがあるようだ。しかし、女性よりも男性の方が待つ時間が短いらしい。
問題山積・・・

2006年2月22日

食べる 食べる

夕方トイレに起きたジジ。ちょうど7時、昨日と同じく、ダイニングの入り口で様子を伺うことをしないで、まっすぐテーブルに着く。まだ、食卓の準備は途中。
目の前にある「かぼちゃの煮物」をひきよせ、お箸がないと思ったのか、後ろの棚を振り返り・・・サインペンを一本取り、食べようとした。

あわてて、とりあげ、「だめなの。まってて」といったものの、「食べちゃダメなのか?」と不満げな顔。
ところが、お箸を持っていく間もなく、そのまま手づかみで食べてしまった。
ああ・・・今まではこんなことなかったのに、昨日あたりから、また一段進んだ感じだ。

棚の上のサインペンや筆記用具は危ないなぁ・・・
ということで、とうとう、ペンを引き出しにしまうことにした。
ついでに、しばらく整理していなかった引き出しの中も片付ける。あれもこっちも・・・としているうちに、しまった!ジジがダイニングを覗いてる。パジャマのズボンもはいてないし~
「だめだめ、寝るの~」

2006年2月21日

介護老人保健施設

ケアマネさんが進めてくれた施設を一度見学して話を聞いてみたいと思い、電話をした。
23日2時に予約。認知症で要介護3 特に持病はないので、そんなに待たずに入所できるかもしれないという話だった。

午前中にケアマネさんが資料を持ってきてくれた。
(老健)って1ヵ月いくらくらい費用の負担があるんだろう??払えるかな?

今日のジジ
夕方7時いつもなら、オドオドとダイニングを覗くジジが、今日は自信を持って「なにかちょっとわけてもらえるかな?」とやってきた。椅子に座ろうか考えていうるうちに、テーブルの上を片付けだした。箸立てにしているカップを片付けに来るジジ・・・カウンターの陰から出てくると

!!!ズボンをはいてない!(パンツははいてた・・・)
急いで、パジャマのズボンとカーディガンを取りに行き、ズボンの向きを確認してを手渡す。はき終わったら、カーディガンを渡す。以上の行動に、言葉は一つもいらない。なまじ話しかけると、聞き取れなくてなんども聴き返されてしまう。

食事の用意が出来て、お皿を並べると、すぐに食べようとする。
「まってて」 ジジ????「食べるんだろ?ダメなの?」
「みんながくるまで、ちょっとまってて」ジジ「???なんだ、たべていいんだな・・・」
うーん。日本語がつうじませーん。

2006年2月20日

老年精神科・2

精神科といっても、いろんな分野がある。認知症だったりアルコール依存症だったり、病院によっても得意分野があるみたいだ。

さて、ジジの状態とババの状態をファックスで送ったクリニックで、今回は私だけの相談。
実は、ババがいると、自分の訴えが強くて、こちらの疑問や相談はなかなかできない。無論ババの状況についてもなかなか話しづらい面がある。

その結果、母のストレスを解消するためにはジジを介護老人保健施設へ入所させ、二人の距離を置くことが望ましいというアドバイスをもらった。
家庭介護のいいところは、暖かく見守られて、安心して毎日を送れることが前提だ。今の状態ではいつも怒鳴られ、叩かれそうになり、自分の居場所がなく、邪魔にされている。これではジジにとっても幸せとはいえない。

障害者を家で介護するということはとても大変なことで、そのために家族に犠牲者が出るとしたら、その時点でもう家庭介護の限界が来ていると言う事だそうだ。なので、家族と相談して、ショートステイではなく、3ヶ月くらいの「介護老人保健施設(老健)」への入所をすすめます。

帰宅して、すぐにケアマネさんに連絡を取り、精神科でのアドバイスを伝えたところ
「私も、それを勧めます。ただ、お母様にまだ抵抗があるようなので、ショートを一度体験してから、その次の段階で老健をすすめようと思っていました。」ということで、比較的家の近くの施設を進めてくれた。
ただし、老健は3ヶ月しかいられないので、3ヵ月後をどうするか?が問題になってくる。

夕方、デイサービスより帰宅したババに話をすると、「もう限界だから、老健に入れたい」と了承した。
夫も「自分が現場で介護できないから、いいだろう」と了承。
次の手続きを進めることになる。

この日、ジジは比較的穏やか。

2006年2月18日

トイレ騒動

夜8時外出から戻ると「大変だったのよ~」とババ・夫・息子
食事を始めたジジの手に「○○○」がついてて・・・手を洗うために洗面所に連れて行ったら抵抗して暴れる。見るとトイレの手すりやあちこち触ったところが汚れている。下着とパジャマを着替えさせて・・・トイレを掃除して、今やっと一段落したとこ・・・

それは大事件だったのだが、事はこれで終わらなかった。

トイレの前でペーパーを手に困っているジジ。廊下まで再び水浸し。どうも、壁のウォシュレットのスイッチを押してしまったらしい。
スリッパを脱がせ、ジジを部屋に戻すが、片付けている間に、なんども部屋から出ようとする。あげくの果てに「おしっこが出ちゃうよ!」無論、出るわけもない。「変だな?」
さらに便器を覗くと、信じがたい巨大な便が流れずに鎮座している・・・
これ、どうやって始末するんだ??まあ詳しいことはここでは書かない。
とにかく、帰宅したとたんのトイレ騒動だった。あー、ビックリした!

2006年2月17日

老年精神科

ケアマネさんから、認定見直しのために診断を受けるように言われたので、予約の電話を入れる。
今回、ジジの認知症もそうだが、それに伴うババの精神的なストレス不安についても相談したいと考え、ババの予約も取ることにする。
それに先立って、まずは私がひとりで相談に行くことにした。

20日月曜日に予約が取れた。それまでに、ここ1年のジジの経過をまとめ、またババの様子など、心配な点をまとめて、事前にfaxで送ることになった。
相談の時間は20分ほどなので、時間を有効に使うためらしい。さて、まとめなくては…

家の中を徘徊

昨日はデイがお休みだったせいで、体も疲れていなかったのかもしれない。
ケアマネさんがきたし、なんとなく一日中お昼寝をせずに過ごしていた。

最近、洗面所浴室へのドアにカギをかけることにしたので、徘徊できるエリアが狭まってきている。
主にダイニングを出たり入ったりしているわけだが・・・
電気のスイッチをパチパチ・・・換気扇が回ったり・・・そのうち、となりのエアコンのスイッチを押す。
よくみれば、電話のボタンもさわってしまうので、ファックス用紙やメモ用紙が印刷されてでている。

・・・たぶん、用紙が排出されてるときは、ジジはビックリして逃げ出してるんだろうな。

というわけで、電話機の場所を移動し、異食しそうなものを片付けた。
なんたって、食べることしかジジの頭にはないのだから・・・特にきれいな色のものはお菓子だと思うらしい。でも、自分が鼻をかんだティッシュでも、「これ食べるのか?」って聞くからなぁ…
ダイニングにもカギをかけないと危ないかもしれない。

鼻をかんだティッシュ。前はゴミ箱を捜してウロウロしていた。たまに、洗濯籠に入っていて、ビックリしたけど、昨日は玄関に捨ててあった。そういえば、駐車場にもそれらしきものが・・・窓から捨てたな!
どうも、自分の部屋から出してしまえばいいと思ってるらしい。参ったね。

2006年2月16日

ケアマネ

今日は魔の木曜日。でケアマネさんの訪問日。
11月から申し込んでいたショートステイの予約。今回初めて予約が取れた。
4月の中旬、初めてなので3拍4日だ。認知症なので個室を取らなければならず、なかなか取れなかったのだが、よかった・・・。これで、ちょっとの間だけど、ババがゆっくりできるといいな。

ショートから帰ってきてからの事も心配だけど、それはまた、それ!

ババが、その間ちょっと旅行にでも行ってこようかな・・・と言い出した。一緒にお付き合いくださる人がいるのなら、ぜひぜひ行ってらっしゃい。

さて、4月にまた認定の見直しがあるので、認知症の診断を受けてこなくてはならない。
3月中に行ってこなくては。

2006年2月13日

伯母の49日

昨日は暮れに亡くなった伯母の49日の法要があった。
ジジを連れて行っても、理解できないし、無理なのだが、ババを連れて行かなくてはならない。
夫は仕事が忙しくて休めず、娘たちは部活とバイトのシフトが入って休めない。
という訳で、相談の結果、息子がジジを家でみてくれることになった。

朝から、昼食の用意をしてると、「あれ?でかけるの?」と夫。

!!!「49日で、代わりに行ってくれと、言ったでしょ?」全く・・・

法事も無事終わり、家に帰ると、ジジは家の中を徘徊しているものの、他には問題なく過ごしていたと息子の報告。
でも、帰ってきたら、ダイニングにテレビが付いてた・・・ジジがあちこちさわって押しちゃったらしい。

息子からのアドバイス
ジジのサンドイッチを一口大に小さく切ると、2つまとめて口に押し込んでしまうので、小さくしないほうがいいと思うよ。

実は、ちょっと前まではパンでもピザでも肉でも、ちょっと大きいと、箸で自分で小さく引っ張りちぎって食べてるので、(箸が折れそうなくらい)食べやすいように一口大に切っていたのだ。
よし、今度から、少し食べずらい大きさにすることにしよう。そうすればよく噛むし、食事の時間も長くかかる。

2006年2月11日

プロレスのパンツ!?

いつものごとく、夕食後も「ごはんまだかな?」とウロウロしていたジジ。
ふと見ると、パジャマのズボンの上に、何かはいてる!!

もっこりパンツ? しかもピンク!? ババの???
慌てて捕まえてみると・・・レースが付いてる!!

キャー!孫娘のパンツだ!

どうやら、お風呂に入るときに持ってきた着替えを廊下に落としたらしい。
それを、たまたまトイレに起きたジジが見つけて、はいたんだなぁ・・・
それも、胴と足を入れるところが間違ってるし・・・

あービックリした。写真とっておけば面白かったなぁ。

2006年2月 9日

コロコロの・・・

ジジの様子は日によって違います。
デイサービスから帰ってきて、ちょっと夕方のお昼寝をして、食後も、スムーズな眠りに付く事もあれば、一日中、ごそごそと家の中を徘徊しているときもある。

そんな一日中落ち着かない夕方から夜を過ごした翌朝。早朝から、ダイニングを覗き込むジジ。昨日の夕食が足りなかったんだろうか?考えてみれば、いつもジジの夕食と朝食の間は12時間もあいてる。
とはいっても、私がジジに食べさせてしまう訳にも行かないので・・・。今しばらく、布団の中に戻ってもらおうと部屋に誘導しようとしたら・・・

???!!!なに?この黒いの?2つ!

うわ!コロコロのウンチがシーツの上にころがってる!
急いで、その場で捕獲。お尻をのぞくと、やっぱりパンツも汚れてる。
歩いてるから寝かせるわけにも行かないし、立ったまま拭くしかないのね。
ババに替えの下着を出してもらって・・・(ジジの下着はババの部屋にあるのよ)

どうも、このウンチが出たくて、昨日からごそごそと動き回ってたのかしらねぇ。
それにしても、ジジは全然自分の状況を理解できてないし~。
ババはジジをしかってるけど、意味ないしねぇ。

2006年2月 8日

痛いのはどこ?

昨日、あんなに大騒ぎしていたのに、今日はデイサービスでも騒がなかったらしい。
家でも、別にどこも痛くないらしいし・・・
治ったのはいいけど、どうも昨日のが疑わしいなぁ。

昨日のデイでは、おすもうさんのように体が大きい職員が抑えなければならないくらい、大暴れして大変だったらしいのだ・・・

2006年2月 7日

痛いイタイ痛い

午後、デイサービスから電話があり、「腰が痛いと言われるので、病院に行った方がいいと思うのですけど・・・」
あれ??昨日まで腰が痛いなんて一言も聞いてなかったのに・・・
ともかく家に送ってもらい、そのまま車に乗せて病院へ。

転んで手を治療してもらっている病院。しかし今日は整形外科がない日で外科でレントゲンを取ってもらう。老化に伴う背骨の状態ではあるが、骨折などは見当たらない。シップをして、よくならないようなら再度整形外科を受診するようにといわれ、かえって来た。

病院で待つ間、「どこが痛いの?」ときいても、「ココに泊まるのか?」
「お昼ごはん何食べたの?」と聞けば、「ごはんなんて食べてないよ」
全く意味のない会話。

夜、ババが手の治療とシップをしようとそばに行ったら、
「ジジが大騒ぎして手を出さないのよ!!」「あなた、ちょっと見てやって!」
うーむ。難題…ババが暴力的だから警戒してるんだ~

「イタタタタ…」といいながら布団に座ろうとするジジ。
それじゃ、先にシップを貼っちゃおう。パジャマをめくって「ピタ!」と貼ったとたんに
「痛いな!」と背中に手を回して、シップをむしり取ってしまった。
痛いんじゃなくて、多分冷たかったのね。

band.jpgとりあえず、腰は先送りで、転んだ手の治療をする。
ババが貼ったバンドエイド キズパワーパッド をはがしてみたら、バンドエイドの下にたたんだガーゼが貼り付けてある・・・???
このバンドエイド、全体が薬の効果があり通気性もよく傷に付かない。ただ貼るだけで5日間貼りかえなし!という優れもの。ガーゼをはさんだら意味がなーい!おまけに、「このバンドエイド高いのよ!!」当然だよね。
それなのに使い方は、ただのテープの代わりじゃないか…自分で買ってきたのにねぇ。

トイレから出てきたジジは、またダイニングに現れた・・・。よし!忘れたらしいからシップにチャレンジ。
むしり取ったシップを伸ばして…手につけてみる。「冷たい!」「冷たいけど、腰に貼るよ」息子が正面からジジの手を捕まえる(むしり取らないように)。
「冷たいけど我慢してね」急いで貼りつけ、パジャマとシャツの裾をズボンに押し込む。ものすごい力で抵抗したけれど、貼ってしまえば、冷たいのはすぐに慣れる。ヤレヤレ、一件落着。

しかし、なんで急に腰が痛くなったのかなぁ?

2006年2月 6日

“父が認知症”山口美江が壮絶介護を激白

2月2日のワイドショーで久々に懐かしい顔を見たと思ったら、山口美江さんのお父さんの再現フィルムに驚かされた。認知症の発症からその進行がすごく早い。今は自宅で介護ではなく入院?されているらしい。確かに、あの状態だったらかなり厳しい状況だろう。
ジジと重なるところも多い。人間関係を認識していないことはもちろんだけれども、セーターをズボンのように穿いているシーンは、驚きというよりも、「認知症にとっては普通にあることなんだ・・・」と妙に納得してしまった。

最近のジジは、まあ相変わらずだ。一日中「ネコのように足音を忍ばせ」部屋から廊下やダイニングの様子を伺い。ごはんはまだかな?自分は関係ないかな?どこに行けばいいんだろう?と思っているようだ。
食べてもすぐ忘れちゃう。夜中でも起きだす。自分がどこに帰っていいのか分からない。だけど、こればかりはどうする事も出来ない。
幸い、「結婚しましょう」といわれたことはない。なぜなら、山口美江さんほど熱心に世話をしているわけではないからね。