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2005年3月31日

桜の開花はまだだった

今日は大安吉日。
来年成人式を迎える娘の振袖ができて、届けられた。
さっそくジジの部屋で、着物を出してみる。ジジはきれいなものが好きだ。

娘が袖を通してみせると
「ほー!これはすごいな~特別だね。お正月とか着るのか?」
「来年成人式なの」
「ほー!そうか~。帯を締めるとまた一段といいね~」
しばらくご機嫌で眺めていましたが。娘が脱いで着物をかけてみると
「これ、誰が着るのか?」
・・・・「この子。来年成人式なの」
「ほー!そうかぁ・・・」とまたニコニコ。

ピンクと白のグラデーション。しだれざくらの柄。部屋にいてお花見の気分だ。

今日はデイがお休みなので、お昼を外で食べることにした。
ジジとババ、久しぶりに娘の運転で出かける。
「ジジ、どれがいい?」
選んだのは、「イチゴのミルフィーユ」
ジジには量が多いのだが、ケーキセットの付いたランチメニューにする。

以前、サラダとパスタでおなかがいっぱいになり、ケーキが半分食べられなくなったので
今日は、パスタを少し残すように、ケーキのお皿と取り替えた。
最近のジジの食欲はかなり旺盛でビックリする。

食後、公園に桜を探しにお散歩へ、
もうそろそろ、一本くらい咲いてるんじゃないかと思いましたが
咲いているのはこぶしと八重桜くらいで普通の桜はまだまだだった。

ジジは「こんなとこ来ちゃって、だいじょうぶか~。帰れなくなっちゃうぞ・・・」
と、不安そうにしている。
ジジにはここに来ている目的がわからないから、しょうがないのね。
今度の週末くらいには、咲くかな~。

2005年3月30日

ババ「ふれんど」スタート

水曜日の朝は早い。8:58分に送迎バスがくる。
ジジを着替えさせ、自分も身支度を整えて、出発。

16:03帰宅。
無事2人で帰宅。早速ババの報告会が始まる。
施設に到着後、名札を付け席でおしゃべりをしながら待つ。
10時から健康診断をして、午前のプログラムへ。
ドライブと、料理。どちらか好きな方を選択。
ババは料理を選び、3時のおやつの桜餅つくりに参加。
(立ち仕事なので、腰が痛くなったとこぼしていたが、楽しそうだった)

お昼。ポークカレー他

午後、「絵手紙」初めてで心配していたが、それなりに楽しんできたよう。

自宅から近いせいもあって、顔見知りの人もいるようだ。
同じテーブルの席に、以前隣家に住んでいたおじいさんがいて、
早い話が「イヤ」なので、「席を替えて欲しい・・・」とお願いしてきたとか。

しばらく様子を見て、曜日を変更することも考えた方がいいかもしれない。
我慢してまで行く必要はないのだから・・・

さて、痴呆の「のびのび」クラスにいるジジ。
午後、ふらりと来て、「ア、見たことのある顔の人がいる。帰りたいんですけど、出口がわからないんです・・・」
どうも、妻とはわからないけど、見覚えのある顔と記憶しているらしい。
「のびのび」の介助の人がうまく誘導して、「歌」に誘ってくれた。
やはり、午後、ちょっとした隙間の時間に「帰宅願望」は現れるらしい。

家に帰ってからのジジは、相変わらずマイペースで。
ババも、ジジそっちのけで、あれこれ、おしゃべりしていました。
まあ、女に人にとっては「おしゃべり」ストレス解消の一つですものね。

ババの「デイ」初日は、まあまあ、のすべり出しです。

2005年3月29日

手続き2

ババの「デイ」の手続きが終了。明日からスタート。

ジジと一緒のバスはいやだと言っていたが、腰が痛いのと天秤にかけ
けっきょく同じバスに乗ることにした。

ケアマネさんが来たときに、「デイ」がない日に、ジジがお散歩に出かけたがるので
ヘルパーさんにお散歩の監督を頼めないか聞いた。
今は、お散歩の付き添いはできないそうです。それどころか、家事に関しても
食事を作るのはダメで、食事を作る作業の介助ならOKとか。
これから、介護保険の内容を見直していくので、ヘルパーさんをお願いするのも大変そうです。

それならば、もう一日デイサービスに行くのを増やした方がいいのではないか?
ということになり、「ふれんど」に連絡を取ってもらいました。
結果。火曜日にもいけることになりました。
これで週4日…ババの負担もだいぶ軽減されるだろう。

2005年3月28日

手続き

「ふれんど」のババの契約をするのに、なかなか連絡が来なくて一週間たってしまった。
どうしても今月中に手続きを終えたいので、ケアマネさんに連絡を取った。
実は、ケアマネさんのほうでも、あまりに連絡がおそいので、再度確認をしていたらしい。

ジジのときはスムーズに手続きがなされ、ババの話もトントン拍子に進んだので楽観していたのだが、ここへ来て足踏み・・・
でも、ようやく明日、「ふれんど」との契約だ。ヤレヤレ…


さて、ジジは耳が遠くて相変わらずマイペースだ。
今朝も「ふれんど」に行くことをいくら説明しても、なかなか理解してもらえない。
それでも、お迎えの車が来たら、ようやくわかったようだ。

逆に、夕方家に帰ってくると、玄関も、自分の部屋の場所も忘れてしまっている。
まあ、しばらくすると自分の居場所だとわかるらしいのだか・・・
それでも、いつまでもこのくらいの状態が続いてくれるといい…
私のことが誰か?なんてことは、わからなくてもいいのだから。

2005年3月24日

退屈?

「ふれんど」がお休みの日は、時間をもてあましている。
週3回同じところに行っているので、「いつもいくところ」という認識はあるようだ。
「昨日行ったところ、明日も行くんだから、今日は出かけなくてもいいでしょ!?」と
「お散歩」を止められ、ババに、お留守番をさせられたジジは、玄関でウロウロ・・・
「もうお昼だよね。あの人、どこかに行っちゃったよ。」
どうも、置いてきぼりにされて心配らしい。

そこで、お昼の準備をしている間に「古新聞の整理」を頼んだ。
ただ紐で縛るのはできそうにないので、袋に積み重ねて入れてもらう。
あぶないのだが、上に乗って足で踏み潰したりしている。
30分くらいは暇つぶしになった(笑)かな?

2005年3月23日

理容サービス

きのうは前から申し込んでおいた「理美容サービス」の日でした。
カットとシャンプーをお願いして、4000円かな?
さっぱりとして帰ってきました。
今までは、近くの理髪店に前もって電話をしてから、連れて行き
終わった頃にまた迎えに行っていたので、デイサービスでやってもらえると助かります。
(理髪店は歩いて5分くらいの場所なのに、迷って行けなくなっちゃったの)

ノートによると午前中に「マツケンサンバ」を踊ったと書いてありました。
ジジって、案外リズムに乗るのが好きだから楽しめたかもしれない。
本人が「面白いよ」と言うので、送り出すほうも嬉しいです。

今日は4月の献立表が来ました。メニューが選べる日もあるようです。
区内の同様の施設で、一番食事がおいしいらしいので、ちょっとうらやましい。

2005年3月21日

祝日でもデイサービス

「ふれんど」は祝祭日でもあります。
家のものにとっても、退屈で時間をもてあましているジジにとっても、とても助かります。

今日は「口腔ケア」をしてくれるというのでお願いしました。
家でやっている「歯磨き」の仕方を詳しくノートに書くと、その通りにしてくれるそうです。
「思ったよりも、スムーズにできました」と書いていただいて、ホッとしました。
「ふれんど」では痴呆のクラスは10人が定員ですが、スタッフの方が良くやってくれるので感心してしまいます。

中度の痴呆ですが、この状態が続いてくれるといいなぁ。

2005年3月19日

ちょっと、ひとまわり

今日は日ざしも暖かく春めいていた。
ジジ「足が弱っちゃうから、ちょっとひとまわりしてきます」とソワソワ
ババ「危ないから、ダメ!って言ってるでしょ。家に帰ってこれないわよ」

ウーム。どちらの言うことも正しい・・・
そのまま黙っていれば、ジジもあきらめるのだが・・・
今日は思い切って散歩に付き合うことにした。
(どうせ、そのあたりひとまわりだろうし・・・)

外にでたついでに、鉢植えに水をあげてもらおうとジョウロ渡したが
どうも、みずやりもよくわからなくなってしまったらしい。
家の前のゴミ拾いだけが関心の的。

さて、散歩。思っていたのと反対に歩き始めた。
「ん?こっちは駅に向かうんじゃない?」
しまった、携帯とお財布を持ってくるんだった~

商店街に出たところで方向転換。
土曜日、けっこう車が走っているので、注意が必要だ。
ところが、前から来る車には気が付くのだが、
後ろからの車にはほとんど気づかない。耳が遠いので気配を感じないらしい。
急いで、身体を引き戻そうとしても、無理があってうまくよけてくれない。
「後ろから車が来ますよ」と声をかけると、少し道路の端による。
歩道も信号もない交差点を曲がるときが一番危ない。

とはいっても、空を見上げて「青い空だな~」
「お店がいっぱいあるね~」「この道は行き止まりだよ」「この店は来たことがあるな」
などと、言っているので、全くわからないわけでもないみたい。
それに、歩いていてすれ違う人にも、関心があるみたいだ。

ジジのペースにあわせて、歩くこと1時間。
ちゃんと自宅に戻ってこれた。ヤレヤレ・・・・
散歩=迷子になるわけではなさそうだが、車など危ないことには違いない。
たまには一緒に散歩した方がいいのね。

さて、家に帰って、ダイニングでジュースを飲んで、新聞を見て(読むのではなく)
テレビなど一緒に見たりしたのでした。
ちょっとヘルパーなひと時でした。

2005年3月18日

精神科→デイ家族会

今日は忙しかった。
午前中、ジジを「ふれんど」に送り出してから、精神科へ
予約を取ったけれど、1時間くらい遅れて診療。
といっても、本人はいなくて、ババと私で「あーだ。こーだ」

先生によれば、この状況は発症3年にしては進行が早い。というので考えてみると
4年前に白内障で入院したときに、夜中に点滴の針をはずしてしまったり
「俺をこんなところに入れて、みんなで旅行に行った」と怒ってみたり
思い起こせば、あれも痴呆だった。

さらに前に、自分のうちの墓地に隣の人が「骨壷を入れちゃったから、見に行く」
といって、出かけたけど、実際には墓地まで行った形跡がなかったとか・・・
発症してから5年くらいたっているのかもしれない・・・

というと、6年目は「失禁」の時期ですよ。と先生。「え~!」
まあ、しょうがない。覚悟を決めるしかないもの

午後から「ふれんど」の家族会へ
介護保険制度が変わるということで、そのことの状況説明だった。
要介護3のジジには、大きく問題はないけれど、要支援・要介護1といった
比較的経度の人の、デイ利用が少し変わるようだ。

さて、一緒に行ったババが、施設を見学してちょっと気に入ったようだ。
トイレもきれいだった。窓も大きくて明るい。職員の人も親切そう。
という訳で、早速ケアマネさんに連絡して、デイサービスの利用をお願いした。
すぐに「ふれんど」と連絡を取ってくれて、水曜日に行ける事になりました。
家で、ベットにもぐりこんでいては、どんどん体調を悪くしてしまう。
「予防」のためにも、デイでいろんなプログラムを体験できるといいな。

2005年3月17日

進んだ?かも・・・

下着のシャツを、前後逆に着てしまうのだ。ここ二日連続して・・・
U首シャツだから、見ていても苦しそう。

そもそも、着るものの順番もかなりめちゃくちゃになりがち。
この間は、お風呂から上がって、脱いだパンツと新しいパンツを2枚重ねてはいた。
(トイレに行くときに不便だろう・・・・)
ズボン下を後ろ前にはいてたこともあったな。

わかんなくなっちゃうんだなぁ・・・

今日はお彼岸でお墓参りに行った。
帰ってきて、お昼寝をして、夕食。歯を磨いて・・・さあ寝ましょ・・・
と思ったら、ババが「お風呂に入りなさい」

お風呂から出てきたジジはまたシャツを後ろ前に着てダイニングに顔を出した
「ご飯、食べさせてもらえるんですか?」
やっぱり、お風呂のあとは「ごはん」だとおもってるんだなぁ。

2005年3月16日

誕生日会

今週は誕生日会が行われます。
ジジは、14日と16日2回もパーティの主役に!
利用者の寄せ書きの色紙や花束をプレゼントにもらってきました。

ピアノコンサートやギターのコンサートのイベントもあり
おやつにはケーキバイキングも!!
家にいたら、味わえないイベントです。感謝感謝。

最近のジジは食欲が旺盛。
昔は「肉」と聞いただけで手をつけないし、口に入れても吐き出していたのですが
最近はしっかり食べます。嫌いなきゅうりも残さず食べるし。
嗜好が変わったのか?それとも、よくわからなくなったのか?
まあ、好き嫌いがなくなったのはいいか。

早起きジジ

今朝、私が5:30に起きたら、ジジの部屋に電気が付いていた。
「トイレに起きたのかな?」とおもっていたら、
なんだか着替えている。布団もたたんで・・・顔も洗って・・・
6時には「ご飯にはまだ早いかな?」とダイニングに出てきた。

もちろん、私はお弁当を作ったり、学校や仕事に行く人の朝食の用意をしている。
ただし・・・ジジの朝食はババの担当。
(困った・・・実は、以前、ご飯を食べさせちゃったら、ジジが怒られちゃったのよね)
なので、「朝ごはんにはまだ2時間くらいあるよ」と説明してみた。
まだ外は暗いし・・・
「じゃあ、もう少し待ってます」と部屋に戻ったのだが、20分もしないうちに、
また「ご飯にはまだ早いかな?」
まあ、朝だしね。お茶を入れて、新聞を読んで待っていてもらうことにした。

新聞の後は、生協のカタログを見ながら「おいしそうだね。おなかがすいているから食べたくなっちゃうよ」と、和やかに二人で会話していたのだが・・・
これもババからすればダメだったらしい・・・

「なにしてるの?こっちにいらっしゃい。着替えるのよ。まだ布団もたたんでないじゃない!」
(どうも、一度部屋に戻ったときに、また布団を敷いたらしい。しかも、ウールのシャツの上にパジャマの上着を着てセーターを着ていた)
「雨戸も開けてないじゃない!」

結局、デイサービスに行く服に着替えさせられ
(でも、でかける服のセーターの裾をズボンの中にしまい、さらにウールのシャツを重ね着していたので・・・あわてて脱がせる・・・)
ババが開けた雨戸を、またジジが閉めて・・・それを3回も繰り返した。
(ババの怒り心頭!)

コートを着てデイサービスに行く準備を整えて待ってると思ったら。
なぜか、コートを脱いで、また布団を敷いていた!!
(ババの血圧上昇中!!だよね)
片方が頭に来て怒鳴るから、怒鳴られてる方も、反発するんだもん。
どうも、ババとジジの相性はあんまり良くないのねぇ・・・

これが目下の私の一番困っていることです。

2005年3月15日

ひげそりの掃除

やられました・・・
電気かみそりを使ったあとに、掃除をしていました。
私のピンクの歯ブラシで・・・
しかも、わざわざ洗面所の歯ブラシたてから取ったのだ。
まあいいんだけどね、以前ジジに歯磨きに使われちゃった歯ブラシだから。

掃除するのはいいけど、歯ブラシはやめて欲しいな。
備えつけの刷毛なら指先で持つだけだから、そんなに力が入らない
でも、歯ブラシを握り締めてこすったら、また歯が壊れちゃうわ。
それに…どうもバラバラにしたら組み立てられないみたいだ。

髭剃りの間そばについていればいいのだけど、そうも行かないし。
まいったね。
とりあえず、歯ブラシは、片付けようかな。

さて、今日はケアマネさんが来た。
「ふれんど」の痴呆対応デイに行き始めて1週間。様子はどうですか?
もちろん、環境も施設も対応も、食事も整っていてこちらに通えて本当に感謝です。
「ふれんど」の他にももう一ヶ所、探してくれたところも、受け入れOKだったそうですが、
本当にタイミングが良く決まって、良かったと思います。

ジジがデイに出かけている間、骨休めをしているババですが、
用がなければ大半をベッドの中でテレビを見ながらうたた寝をして過ごしてしまいます。
これでは、即席痴呆寝たきり老人を作っているようなもの。
もともと、人見知りで、なかなか自分から地域のサークルに入っていけるような人ではありません。
すべてお膳立てができて「さー、どうぞ」といわれないとなかなか入れないタイプです。
そこで、一度「ふれんど」を見学して、良ければ、週に1回くらい行けるように申し込んで見るという話になりました。

同じ施設でも、痴呆のクラスとは食事場所も別。プログラムもお部屋も別です。
でも、どんな食事なのか?気になっていることもわかるし。
「ネイルアート」「和裁」「手芸」「絵手紙」「民謡」「中国語講座」「エステ」「料理」「いけばな」など、
いろんなプログラムが用意されていて、ババも興味を引かれているようなのです。
実は、私も行ってみたいくらい。

2005年3月13日

噛んじゃダメ

ジジは、毎食後いくつかの薬を服用しています。
その中に、まるでシリカゲルのような透明な丸い粒のお薬があり
「噛まずにお飲みください。腸でとけます。」とかいてあります。

ところが、ジジはその薬をもぐもぐと噛んでしまうのです。
「噛んじゃダメ!」「噛まずに飲むの!」食後に毎度繰り返されるバトル。
同じ食卓でその怒鳴り声を聞いている方が、いい加減うんざりしてくる・・・
とにかく、耳は良く聞こえないし、すぐ忘れるし…理解できないし。
なんか、いい方法はないかなぁ…?

良く観察すると、まだ食事が終わって口や歯の間に食べ物が残っている状態で
「はい!お薬飲んで!噛んじゃダメよ!」といわれている・・・
つまり、ジジは薬を噛んでるのじゃなくて、口に残った食べかすが気になってモグモグしてしまうのだ。
そして、「だめだなぁ・・・歯の間に挟まっちゃうよ。」
「だから、噛んじゃダメ!って言ってるでしょう!バカなんだから」
・・・・うーむ。

で、考えた。なんで噛んじゃうのか?「歯があるからだ!!」
入れ歯をはずしてもらえば、きっと噛まずに飲めるだろう。

まさか食卓で入れ歯をはずしてもらうわけにもいかないので
食後、薬を飲む前に歯磨きに誘導。口の中・歯の間をきれいにしたところで
「あ!お薬飲むのわすれちゃった!」と食卓に戻り、お薬を飲んでもらった。

歯がないと、すき間から薬や水がこぼれ落ちてしまうかも?と心配だったが
うまく、噛まずに飲み込めた。やったね!

その後、磨いた入れ歯を装着してもらって、無事完了!

ちなみに、ジジの入れ歯は総入れ歯ではなくて部分入れ歯。
だだし、ラッキーなことに、上は前歯・下は奥歯が入れ歯になってる。
つまり、はずすと、絶対にかみ合わない(笑)

2005年3月12日

86歳になりました

昨日、3月11日は誕生日でした。

きのうの「ふれんど」の連絡ノートによると、談話会のときに年齢の話題になって
「大正8年3月11日うまれです。僕は何歳になったかな?」
そこで、「あら、今日は誕生日じゃない!」とわかり、そこにいたお仲間が
ハッピーバースディの歌を歌ってくださったそうです。
ジジも、嬉しそうにしていたと書いてありました。

来週は「ふれんど」でお誕生日会が催され、またお祝いしてもらうそうです。
家にいたら、そういうこともなく過ぎてしまうので、デイに行ってよかったとおもいます。

さて、ノートにはもう一つ
なんと、おやつのロールケーキをちょっと目を放した間に、隣の人の分まで引き寄せて食べてしまったようです。
うーん、うちにいても、時々自分の分を食べ終わったあとに、ババの分まで食べてしまうことがあるから、しょうがないですねぇ。
多分、そのおやつがおいしくて、もっと食べたかったんでしょう。

ノートには、こんなエピソードもありますが、楽しそうに歌を歌ったり
する様子が記録されていて、読んでいるこちらも安心します。
痴呆対応のデイに入れて、本当に良かったです。

2005年3月 9日

顔に引っかき傷

何日か前からちょっと気になっていた「顔に、引っかき傷」
なんというか・・・猫に引っかかれたような、あるいはバラの刺の中にもぐりこんだような
寝ていて無意識に引っかいたのかな?と思っていたのだが・・・
なんと今日は、おでこ・・というか、はげ頭まで!!

で、気が付いた。「電気かみそりだ!!」
案の定、シェーバーの外刃が壊れていて、指が引っかかる。
これで、ヒゲからおでこまでこすっていたんじゃぁ・・・
ジジは、痛くなかったのかなぁ…?

というわけで、ジジが「ふれんど」に行っている間に
ババと、電気かみそりを買いに出かけました。
…なんたって、自分が使うものじゃないから、よくわからない…
なるべく、使い方が簡単で、ジジがわかりやすそうなものを購入。

水洗いができると書いてあるけれど、ジジはそんなことは無理。
息子である夫に、掃除の担当をお願いした。
さて、充電もしたし、明日から新しい髭剃りです。違和感なく使ってくれるかな?

2005年3月 7日

ペーパーフラワー

今日から「ふれんど」で入浴サービスが受けられるようになった。
「なかよし」ではバスタオル・タオルが必要だったが、こちらは着替えのみ。
頭も洗ってもらって、さっぱりして帰ってきた。
ノートによれば、気持ちよく入浴してきたらしい。

今日はペーパーフラワーを作って持ち帰ってきた。
作品を前に、デイの事をちょっと聞いてみました。
痴呆の場合、今日あったこととか出かけたことなど、ほとんど覚えていないことも多いのですが、自分が作った赤い花を見て、思い出すことができたようです。
「親切に作り方を教えてくれた。うまいもんだねぇ・・・」と満足気

私「そこに来てる人は女の人が多いの?」
ジジ「そうだね、女の人が多いよ。」
私「それじゃ、ジジ、モテモテじゃないの?」
ジジ「そうだねぇ…、男にとってはね~」とニコニコ
私「天国じゃな~い?」
ジジ「そうだねぇ・・・」と、笑顔で話してくれました。

ババ「隣の人は女の人?」
ジジ「そうそう、女の人・・・」
ババ「お世話焼きでしょ?」
ジジ「うん、おせっかい焼きだね」
ババ「家にいるより楽しい?また行きたい?」
ジジ「そりゃ、楽しいよ。また行きたいね~」

という訳で、笑顔のジジでした。
やっぱり「痴呆対応」ということなので、ジジに合っているようです。一安心。

2005年3月 5日

高齢者のためのいい病院 東京編

読んだ日:2005.3.4
著者:青山やすし 出版:かんき出版 初版:2004.6.28

紹介:
・老いた親あるいは配偶者をどこに入院させるか?
・リハビリはどこでしてもらうか?
・療養ならどこがいいか?
・痴呆はどこで面倒を見てもらうか?
患者の立場で選んだ50の病院
99~2003年まで東京都の副知事を務めた青山氏が高齢福祉部長時代に、高齢者の病院や老人ホームを見て歩き、そのときに感じたいい病院の選び方。

コメント:
義父が介護保険申請をする段になって、困ったことがある。「主治医」の欄に誰の名を書けばいいのか?某総合病院の内科にかかってもう数年。定期的に見てもらっていたが、先日けいれんで救急車による搬送は、「満床」を理由に断られてしまった。新たな搬送先は脳神経外科のある救急病院。しかしその先生は痴呆を扱うものの週2回しかこない。
しかも脳神経外科では「脳血管性の痴呆」の診断や予防には有効だが、痴呆の程度レベルの診断となると、精神科を受診することになる。
精神科で痴呆の進行を遅らせる薬…の処方箋をもらって薬局に行った。
ところが驚くべきことに、もう2年も前から某総合病院の内科で「同じ薬」を処方してもらい飲み続けていたのだ。
高齢者にとっての主治医。主治医となるべき医師のいる病院は、どこを選んだらよいのだろう?ほとほと困ってしまう。
本書は、緊急の救急病院の、その先の病院探しであるが、私にとっては人事ではない。少なくとも、今かかっているどの病院も痴呆対応入院は望めない。かろうじて精神科の医師が本書に紹介されている病院とのつながりがあるので、そこかな…?しかし、いくらこちらが気に入っても、空きがなければ、入院は受け入れられないのだし。
「家で面倒見れなくなったら、病院に入れてしまえばいい」と簡単に言う人もいるが、いろんなことを考えれば考えるほど、そうそう簡単にはかないことがわかってきた

2005年3月 4日

週3回「ふれんど」

朝から大雪。
デイサービスのお迎えの車が来て、外に出たジジはそのとき初めて雪と認識。
「おー!雪が降ってる・・・」
「いってらしゃ~い!」

久しぶりの「ふれんど」。どうかなぁ?と心配したが、夕方元気に帰宅。
ノートによれば、雪を眺めながら「冬の歌」「春の歌」をうたう。
おしゃべりが好きな方と和やかに過ごされていました。
ふむふむ・・・よかった。

夕方、先日替わったケアマネさんより電話。
2ヶ所のデイサービスに通所するよりも、痴呆対応のデイサービス1ヶ所にしたほうがジジの負担が少ないという話をしていましたが、なんと「ふれんど」で週3回利用できることになりました。
しかも、月曜日は入浴もできるらしい。
「ふれんど」から連絡もあり、早速来週から「ふれんど」に代わることになりました。

「なかよし」さんもいろいろと良く面倒を見てくれましたが、やっぱり痴呆対応でなかったのと、開設してからまだ1年未満だったので、経験の違いもあるかもしれません。

こういった変更の手続きや交渉事をやってくれるのがケアマネさんなんですね。
新しいケアマネさんになって、ちょっと不安だったけれど、良くしていただいて感謝です。

2005年3月 3日

大雪の予報

学級閉鎖ならぬ2週間デイサービス閉鎖になっていたので明日は久しぶりに「ふれんど」の日です。
もうすっかり忘れてしまっただろうか?楽しんできますように。
それにしても明日は大雪の予報・大丈夫かな?

今日は、また新聞の片づけをお願いしました。
久しぶりに二女が早く帰ってきて、夕方ジジのお相手をしてくれました。
カタログを見たり、相槌を打ったり・・・
それにしても、1分前に説明したことすら、忘れてしまうのだから・・・
ちょっとビックリしてしまいました。