新版・さらば、悲しみの性 高校生の性を考える

著者:河野美代子
出版:集英社文庫
初版:1999.05.25.
紹介:「愛し合っていればセックスしてもいい」とは、現代の若者の常識。しかしその結果、10代の妊娠と人工中絶が増えているとしたら?産婦人科を受診した女性の姿を通して、著者は生命の大切さ、正しい避妊の必要性を訴えかけます。
「もっと自分の体を知り、もっと自分の体を大切に!」豊かな性の確立をめざす中高生への熱いメッセージ。(裏表紙より引用)
コメント:子供たちの性を考えるために、紹介されて読みました。
お医者さんの立場から書かれた本書は、確かに事実であり、理にかなっているのですが、例えば娘に「これ1冊を読みなさい。」という気持ちにはなれない。だって、この本だけ読んだらきっと恐怖感の方が強いのじゃないかな?
私としてはこの本を読む前に、もっと人を愛すること、相手を思いやること、男の性と女の性のとらえ方の違い、自分を大切にすることなどの心の面を語る本を読んで欲しいな。この本は、ファーストブックにちょっときつい。


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