臓器農場

著者:帚木蓬生
出版:新潮社
初版:1993.05.20.
紹介:新任看護婦・規子が小耳に挟んだ「無脳症児」のひと言がきっかけだった。
この病院で何かと方もないことが進行している───周囲で頻々と起こる奇妙な出来事、そして親しい者たちの死。涙の乾く暇もなく襲ってくる「臓器農場」からの魔の手。マッドサイエンスをくい止める者はないのか……。
新任看護婦・規子が勤めた総合病院は「多臓器移植」が、数多く行われていた。
そこの産婦人科には、裏と表の顔があるという。奥の特別病棟にはふつうの看護婦は入れない。患者を救うための「臓器移植」。そのための臓器は、いったいどこからやってくるのか?頭の片隅に浮かんだ疑問がふくらんでくる・・・(表紙扉より引用)
コメント:現実の社会の中でも本当に起こりそうな話で、ちょっと恐くなりました。
それに、なんで大切な人が殺されちゃうの?という気持ちです。事件が解決しても、とっても悲しかった。殺されそうになるくらいでも、ストーリーは充分読み応えがあると思うんだけどな。


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