アフターダーク

著者:村上春樹
出版:講談社
初版:2004.09.07.
紹介:深夜0時から夜明け7時。闇が明けていくその時間に、その人はひっそりと息を潜め自分の眠る空間と意識の間を生きている。うまく眠れない妹 眠り続ける姉。 
真夜中から空が白むまでの時間、深い裂け目のような場所でどこかにこっそりと暗黒の入り口が開く。
「アフターダーク」新しい一日がすぐ近くまでやってきているが、古い一日もまだ重い裾を引きずっている。新しい時間と古い時間がせめぎ合い入り混じる。
夜明けはすぐそこまで来ている。
コメント:村上春樹氏の作品としては、読みやすい。真夜中から夜明けにかけて、一気に読むといいかもしれない。ちなみに、細切れに読んだ私は、今ひとつ頭に入らなくて読み返した。
その中で、とても気になったのは、あちこちにちりばめられた、懐かしい曲の数々。
メロディが思い出せる曲もあるが、わからない曲もあった。バックにこの曲がイメージできれば、さらに面白いだろうな。ちょっと残念。そこで、拾い出してみた。頭の数字は各章の番号。
1「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」パーシー・フェイス楽団:深夜のデニーズ
1「ファイブスポット・アフターダーク」(ブルースエット)カーティス・フラー:タカハシ
1「モア」マーティン・デニー楽団:深夜のデニーズ
3『アルファビル』ジャン・リュック・コダール古いフランス映画:ラブホの名前
5「マイ・アイデアル」ベン・ウェブスター:小さなバーのカウンター
5「ソフィスティケイティッド・レイディー」デューク・エリントン:小さなバーのカウンター
5「ジェラシー」ペット・ショップ・ボーイズ:深夜のすかいらーく
5「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」ホール・アンド・オーツ:深夜のすかいらーく
7「イギリス組曲」バッハ(イヴォ・ポゴレリチ):白川のオフィス
9『ある愛の詩』古い映画:見たことがあるはずだけど、本の中で解説されている内容と記憶が違っているp143。確か・・・女の子が病気になって死んじゃう話じゃなかったっけ?もしかして『続・ある愛の詩』か?
12「アレッサンドロ・スカルラティのカンタータ」ブライアン・アサワ:白川のオフィス
16「ソニームーン・フォア・トゥー」ソニー・ロリンズ:高橋トロンボーンソロ
16「バクダンジュース」スガシカオ:セブンイレブン・高橋


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