著者:梨木香歩
出版:新潮社
初版:2005.08.30.
紹介:家に伝わる「ぬかどこ」がヒトを生み出す。かってに人がでてきては困るので、「ぬかどこ」を捨ててしまおう…と思わずに、故郷の島に戻そうと旅に出る話なのです。
こう書いてしまうと、何なんだ?と思ってしまいますが、実はそうなんですね。
家とか、幼少のときの生い立ち・呪縛にとらわれて、気づかないうちにどこかで屈折して生きてきた人間が、島に渡り、自分のルーツをたどることで、その呪縛を断ち切り、自分自身を取り戻す。
まあ、そこはわかるような気がするのですが、梨木さんのちょっと不思議な世界がなんだかとんでもないところへ広がって、特に間に挟まっている挿話がまあ、沼の話なんだけど、細胞分裂を繰り返していくあたりが具体的だけど象徴的で分かりにくくて、けっこうヘトヘトでした。
ご無沙汰しています。
生命の不思議さを感じた本でしたね。
娘に子供が生まれて、最近まで、里帰りしていました。
孫の動作一つ一つが、可愛くて、時間も忘れてすごしていました。
ブログを書くために2回読んじゃいました。
久美あっちの話しと シマでの話しのシンクロが、ラストをより感動的にしていると思いました。最後は静かに涙がでてきちゃった*^^*
TBさせて下さい。
ブログを書くために2回読んじゃいました。
久美たちの話しと シマでの話しのシンクロが、ラストをより感動的にしていると思いました。最後は静かに涙がでてきちゃった*^^*
TBさせて下さい。