淋しい狩人

0612223.JPG著者:宮部みゆき
出版:新潮文庫
初版:1997.02.01.
紹介:東京の下町にある古本屋「田辺書店」を舞台に、本をめぐる不思議な事件が起こる。店主イワさんとその孫が、その謎を解き明かす。
*六月は名ばかりの月:結婚式の引き出物に書かれた「歯と爪」の意味は?
*黙って逝った:亡くなった父の部屋に置かれた、300冊の同じ本はなんなのか?
*詫びない年月:取り壊した家の地下からでてきた防空壕に焼け爛れた遺骨が・・
*うそつき喇叭:万引きをした少年を虐待していたのは誰か?
*歪んだ鏡:電車の網棚に置き忘れられた『赤ひげ診療譚』に挟まっていた名刺の持ち主は?
*淋しい狩人:遺作となった未完の作品を模倣した事件が起きた。犯人の目的は?
宮部みゆきのリストを眺めていて、「読んでないなぁ・・・」と手にした一冊。古本にかかわる悲しい事件だけど、イワさんと孫が心を暖かくしてくれる。
この本を読んだ日。図書館を整理していたら書棚の中から『赤ひげ診療譚』がでてきた。古本屋にも並ばないだろうと思われる古本。中学生が読むだろうか?パラパラとめくると、あったあった「氷の下の芽」ラベルを貼り替えて書棚に戻したけれど・・・いつか借りてこようかな。


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