今日はパソコン授業の日だ。
水曜日の1年生にペイントをやってもらって、それぞれ課題を出したりして、うまくできたので、2.3年生にも同じ内容でやってみた。
けれども、誰でもうまく行くとは限らない。自分自身がそうなのだけれど、ペイントって絵だから、センスがないと辛い。基本的な操作を説明しただけで、サラサラと描く子もいれば、何を描いていいのか?困ってしまう子もいる。そのために、例題を出して見たりもするのだけれど・・・
同じソフトを使っても、一人一人の個性が出てくるのは見ていて楽しい。
今まで、ほとんど私の話を無視して、好きなことをしていた生徒が、ペイントにはまってじっくりと取り組んでいる。描いた絵の内容は問題があったけれども、ポップなタッチがなかなか魅力的だ。
「すごい!いいなぁ!この絵気に入っちゃった」
と、いうと、ちょっと素敵な笑顔を見せてくれた。その笑顔も嬉しい。
さて、ここで担当の先生から、「来年もパソコンの授業みてもらえませんか?」といわれた。
実は、私はもともと、この組織の事務室でアルバイトをしていた。期間は毎年4月から9月までの半年契約なので、4月からはまたその仕事に戻る予定だ。
「その仕事の合間に、授業の時だけ来てもらえないかな?」
え~?パソコンの授業って、技術を教えるだけじゃない。メンタルな問題を抱えている生徒に対してのフォロー。それぞれのパソコンのレベルも違うし、指導内容も考えなくちゃならない。とてもじゃないけれど、片手間にできるようなことじゃないって、よーく分かった。
多分、教員・臨床心理士・の専門家じゃないとね。そして、多分それだけでも難しいだろうな。
事務室の職員にパソコンのアドバイスをするのとはレベルが違うよぉ~
さて、午後から気になっていた、中学校の図書委員会に出かけることにした。
担当教員には、今日は行けないと連絡しておいたけれども、生徒たちは「今日何やるの?」ともうやる気満々。
ストックしておいた「ラベル貼り」とその登録。さらに、書架の奥に入れる「牛乳パック」づくりを頼んだ。
大勢でやるので、作業はあっという間に終わる。牛乳パックを書架に入れるところまでやってもらって、作業終了。
後期最後の図書委員会の反省会に移る。
後期委員会は、私もずっと一緒に参加していたので、みんながどう感じているのかとても気になった。
1年生は、当番も委員会活動もきちんとやれた。と全員が胸を張っていた。
2,3年生は当番に出る人と出ない人がいたようだけれども、「委員会の仕事が楽しかった」という人がほとんどだった。
「来年も図書委員をやりたい」という人や「私、図書館で働く人になろうかな~」という声が聞こえてくると、この中学校の図書館で仕事ができてよかったなぁと思う。
図書委員会の皆さん。お世話になりました。