実をいうと、「相田みつを」さんのことは、全然知りませんでした。
もちろん、色々なところで、文字や言葉を目にすることは多かったので、名前は知っていました。
けれど、何となく、好きじゃなかったんですね。なんか、上手く言えないんですけど。いい人すぎる感じがして。
でも、行って見て、びっくり!印象が変わりました。
在家の出家者?仏教が根底にあること。有名な書家であること、つまり、いわゆる書道家としての、評価があること…けれども、その書家としての生き方に疑問を持ったこと。
書道展に行くと、立派な文字で漢文?がかかれていたり、もちろん仮名文字もありますが、知識のない私には、そこに何が書かれているのか内容が理解できないことがほとんどなのです。
漠然と、いいな~書道。漢文も勉強しつつ、字も書いてみたいな・・・写経もいいかも・・・
と、思うこともあるのですが、はっきり言って、ただ素敵な字を書きたい感じなんですね。
相田みつをさんの作品は、詩人であって、その詩の中から、一番伝えたいところを書として、書く。誰もがわかる言葉で、だれもが読める文字で。なので、子どもでも、知識のない私でも、そのことばがストレートに心にとどくのです。
天邪鬼な私は、あまりにストレートなので、ちょっと、一歩引いてみてしまっていたのですね。
相田みつを美術館は、有楽町の国際フォーラムの地下にある常設の美術館です。
季節ごとにテーマも変わるそうなので、また行って見てもいいかな・・・と思いました。
私も、大好きな方です。言葉が、身に染みます・・・。こう生きられたら良いなあ〜と、反省もしばしば。
そうでしたか。食わず嫌いはいけませんね~。
どんな時も、まずは、自分の心をまっさらにしてお話を聞いてみないとね。
反省反省。