江戸古地図で巡る 清澄・日比谷編 ②

さあ、午後の1番は「伝馬町牢屋敷跡」いまは、「十思公園」となっています。処刑場の跡地は購入する希望者がなかったということで、今は、その霊を弔うお寺になっています。
あの松下村塾の吉田松陰が政治犯とはいえ、ここで処刑されていたということで、驚きました。享年29歳。知らないことが多いなあぁ・・・

隣にあった十思小学校は統廃合で今は高齢者施設とかの区の施設になっていますが、「十思スクエア」の中に、牢屋敷の模型が展示されています。2階には温泉?銭湯もあります。江戸の町に広がっていた水道の樋も、ここで遺構を見ることが出来ます。なかなか興味深い地域です。
ここに通っている道が平成14年に「時の鐘通り」と命名された通りですが、江戸城西の丸にあった鐘が、将軍が「うるさい!」という理由で、こちらに移されたんだそうです、ほ~。
(今回のガイドさんのお話は盛りだくさんで面白かった)

日本橋室町界隈は、三越やCOREDO室町や、YUITO、日本橋三井タワーなどがあるので、なんどかランチに出かけていましたが、その内側に神社があるって知りませんでした。
いつも、地下鉄から地下道を通って、ビルのお店に行ってたので・・・
この地域の再開発の時に、昔からこの地にある「福徳神社」(芽吹き神社)が中央にシンボルとして再建されたそうです。そういえば、CMでこの場所がよく出てましたね。これも知らなかったわ~。

三越と三井記念館の間の通りは「江戸桜通り」というそうですが、見ればどちらも古い建物、三越のライオンは今、真ん中から少し外れてるけど、昔は中央で、左側が増築されたせいだとか、
中央にある、大きな像が中央からずれているように見えるのは、実は昔の玄関は横の江戸桜通りだったので、その正面に作ったとか…知らないことがいっぱいです。


その奥の日本銀行は今改装中で、その先が常盤橋です。このあたりに堀の名残が見えます、
東京駅に向かって呉服橋を渡り、東京駅の近くにある「北町奉行所跡」の遺構を見学。

この呉服橋の角に2027年完成予定の日本一高いビルができるそうです。まだだいぶ先ですね。

JRの線路の下を通って、大手町の通りを大手門に向かって歩きます。右側に、以前通った「おおてもり」が冬らしく落葉樹の葉を落としています。
大手門から「東御苑」にはいれるところですが、この日は月曜日でお休み。

ここから皇居の周りを散策しながら歩きます。東京駅正面の行幸通り。馬場先門 祝田橋 遠くの二重橋を横目で見て日比谷公園へ。ここに日比谷見附の跡があります。
大江戸・・・広いですねぇ。これで、冬の4回シリーズは完歩しました。


コメント

江戸古地図で巡る 清澄・日比谷編 ② — 4件のコメント

  1. お疲れ様です!よく歩きましたね~
    「伝馬町牢屋敷跡」・・・興味深かったです。
    ガイドさんのお話って、楽しいですもんね~
    また、お話聞かせてね♡

  2. 詳しい報告をありがとうございました。行ってないのに、簡便に江戸巡りをしたような錯覚を覚えました。楽しかったです。

    • まあ、そうですか?
      やっぱり、楽しいと、文面に出ちゃうのかしらね。実は書いていても、思い出して楽しかったのです(笑)

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