図南の翼(十二国記)

著者:小野不由美
出版:講談社X文庫
初版:1996.02.05.
紹介:恭国は、先王が倒れてから二十七年。王をなくした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。
首都連しょうに住む珠晶は、豪商の父を持ち、不自由のない生活と充分な教育を受けて育った。しかし、その暮らしぶりとは裏腹に、日ごとに混迷の様相を呈していく国を憂う少女は、王を選ぶ麒麟に天意を諮るため、ついに逢山をめざす!珠晶、十二才の決断。
「恭国を統べるのは、あたしいかいない!!」
コメント:恭国の王をめざす珠晶。
逢山をめざす旅の途中で色々な困難に立ち向かう。恵まれた運と才能、かなり自信過剰なのだが苦難の中で、人々の様々な思いや立場に気付く。
国は、王は、たった一人の力では無力なのだ。その才能が試されている?
うーん!!「なんだ小生意気なガキ!!」と言う感じでしたが・・・・いやいやなかなかひかれるものがあります。もう一回読まなくては・・。
このシリーズの続きはもうないのかしら?続きを書いて欲しいものです。


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