蒲生邸事件

著者:宮部みゆき
出版:毎日新聞社
初版:1996.10.10.
紹介:大学受験を失敗した孝史は、予備校の試験のために東京のホテルに泊まった。そこで出会った、暗い、影の薄い男・・・ホテルに飾れれた蒲生邸の写真・・・蒲生大将の肖像・・。場所はまさに.2.26事件に縁の地だった。テレビでは2.26事件の解雇番組を中継している。
そんなとき、ホテルが火災にあった。孝史を助けてくれたのは?そしてその場所はどこだったのか?
コメント:想像していたのとまったく違ったけど、ちょうど時節柄ピッタリの本でした。
「個々の細かい事象は変わっても、歴史の大きな流れは変わらない。」
「偽物の神」未来を見てみたい気もするけど、未来が分かっちゃったら、なんだか努力もしなくなっちゃいそうで・・・やっぱり個々の未来は不確定だからいいんだなぁ。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です