十二番目の天使

著者:オグ・マンディーノ
出版:求龍堂
初版:2001.04.16.
紹介:涙なくしては読めない物語・・・・
さあ、これでいいい。準備は整った。弾丸を込めた弾倉を拳銃に戻す。さあ、急ぐんだ!もう何も考えるな!やるんだ!私は拳銃を持ち上げ、撃鉄を起こし、銃口をこめかみにおしあてた。
「ああ、神よ・・・・・・」私はすすり泣いていた。「どうかお許しを」
引き金に掛かった人差し指に力が入る・・・とそのとき・・・ある天使が・・・そう、まさしく天使が・・・私の命を救ってくれた。(本文より)(表紙カバーより引用)
コメント:新聞や、テレビで「感動の嵐!」とか「涙なくして・・」と話題になりベストセラーということもあって、夏休みに子供が読むのにイイかと思って購入した一冊。
確かに、イイ。涙もちょっとホロッと来るかも・・・。だけど前評判が高すぎて、おまけに時間をあけて読んだせいか、感動が分散しちゃった。
読むなら、三時間くらいで一気に読んだ方が良かったなぁ。
前半の、彼が、生きる目的を失う部分までの説明がちょっと中だるみしてしまいました。まあ、私がこの本に感動するほど、ピュアじゃないってことなのかもしれません。


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