シャトウ ルージュ

著者:渡辺淳一
出版:文藝春秋
初版:2001.10.30.
紹介:一流大学の医学部を出た「前途有望な青年外科医」の僕と、創業130年の老舗の令嬢。僕たちは傍目からも似合いな理想のカップルだった。しかし妻の想像以上の我が儘と気位の高さで、僕が思い描いていた結婚生活とはほど遠いものだった。
───男が結婚するのは、求めたらいつでも受け入れてくれる妻という安定した性の対象を得るためで、その妻が容易に受け入れてくれないのでは、結婚した意味がないことになる────
だから僕は膨大な金をかけて、彼女を調教してもらうことにしたのだ。彼女が性に目覚めセックスに溺れる淫らな女になり、僕を受け入れてくれる日を夢見て。、
コメント:渡辺淳一は、「失楽園」でちょっとめげて
「遠き落日」で持ち直したんだけど、今回又吹っ飛びました。
どうも、現在の作家の姿が思い浮かんで、それとこの作品がうまくなじまない。あ!でも主人公は医師だからその点、自分自身を客観的な目で見ようとしている記述はおもしろかった。
でもねぇ、何だってこんなに自分勝手な発想を主人公が思いつくのか
そういう男性という性にほとほと呆れる。だから、結末はとっても納得しました。


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