RED RAIN

著者:柴田よしき
出版:ハルキ・ノベルズ
初版:1998.06.08.
紹介:21世紀の初頭。宇宙から飛来したD物質による感染者「Dタイプ」は全世界で増え続けていた。全身から青白い光線を発し、超人的なパワーで人間に襲いかかり血を吸う彼らは、まるで吸血鬼のようだった。世界的なプロジェクトのもとに、感染者を《保護》する特別警察官シキは、ある日感染者である一人の女性を射殺するのだが・・・・。近未来を舞台に、人類の進化の可能性を問う,SFラブストーリーの傑作。(裏表紙より引用)
コメント:今、私たちのまわりある様々なアレルギー・花粉症・アトピー・・・。こういう体質の変化が、もし環境に順応するための一過程だとしたら・・・・。
あながち、(変化→悪)ではないのかもしれない。守るべきもの、正義、それ自体が揺らぎ始めた時、シキは本当の自分を見つけだす。
柴田よしきのSF警察物、なかなか面白いです。


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