観覧車

著者:柴田よしき
出版:祥伝社
初版:2003.02.20.
紹介:「夫の居場所を残しておきたい」失踪した夫の事務所を継ぎ、京都で素人ながら探偵業を始めた下澤唯。あるとき、行方不明になった夫・遠藤祐介を探してほしいという依頼が舞い込んだ。
手がかりは、遠藤の部下で愛人と噂される白石和美。だが、唯が尾行して二週間、和美は日がな八瀬遊園の観覧車に乗り、黙って時が過ぎてゆくのを待つだけだった。彼女は何かに絶望している・・・・・・。
みずからの姿を重ねあわせるようにして、愛する者を失うことに想いを寄せる唯。やがて、遠藤が、勤めていた建設会社で恐喝事件に関与していた事実が浮上し、唯の友人の刑事・兵頭も捜査に動き出した・・・。
探偵事務所を訪れる人々の絶望と希望── 静かな感動を呼ぶ珠玉の恋愛ミステリー(表紙カバーより引用)
コメント:観覧車・約束のかけら・送り火の告発・そこにいた理由・砂の夢・遠い陸地・終章、そして序章失踪した夫を捜し、待ち続ける唯。依頼される調査とそこに現れる現実。
現実に向き合った方がいいのか?それとも、見ない方がいいのか?
そして、夫の姿を見かけた唯は・・・
短編の連作集の前半。後半が待ち望まれる。


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