マンガ心理学入門

著者:ナイジェル・C・ジョンソン 清水佳苗 大前康彦 訳
出版:ブルーバックス
初版:2001.03.20.
紹介:楽しく読めて、誰でもわかる
フロイト、ユングの精神分析から ゲシュタルト心理学、マズローの人間性心理学まで
広大な範囲に及ぶ心理学のエッセンスを、マンガやイラストを駆使してわかりやすく解説。(裏表紙より引用)
コメント:心理学入門というタイトルにひかれて借りた一冊。
心理学という学問の歴史や体系・系列。科学的な側面など全体を網羅するように紹介した内容。
今までに世界中の数多くの人が、人の心や行動を理解しようと試みてきた様子がうかがえる。だからといって、奥深く書かれている本ではないので、もっと奥を知りたい人は別の本を読まなくては…。
中で、一つ収穫。(p103)「Φ象」なるものの説明。ヴェルトハイマーは、2本のスリットの向こう側から2個のライトを照らすというという、簡単な実験装置を作った。それぞれのライトのスイッチを、すばやく(0.06秒ごとの間隔で)入れたり切ったりすることによって、たった一つのライトが前後に動いているという錯覚が生まれた。これが「Φ現象」である。
これって、森博嗣の「Φは壊れたね」のΦじゃないかな?


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