著者:南博 林幸範
出版:日本実業出版社
初版:2000.12.20.
紹介:職場、学校、医療……様々な場で、カウンセラーが相談者の悩みを聞き、相談者と共に解決の途を探す『心理カウンセリング』が行われている。その基本的考え方からカウンセラーになるための道筋まで紹介する。
実際のカウンセリングの現場から、さまざまな「悩み」を抱えた人たちと、そうした悩みに対するカウンセラーの関わりという具体的ケースを挙げ、「カウンセリングはどのように行われているのか」「どのように役立っているのか」を具体的に伝える。
コメント:仕事柄、「教育相談」「カウンセリング研修」という言葉・事柄に接する機会が多い。
概ねどのようなことをされているのかは想像がつくのだが、今まで自分自身が心理カウンセリングを必要とするような状況になかった。しかしまあ、これだけ多くの相談者やケースが存在するからには、自分自身が今後も無縁とは言い切れない。そこで、ちょっと手にとってみた本です。
わかりやすく、悩める人にも。また、心理学を学びカウンセラーの途を選ぼうかと漠然と考えている人にも、わかりやすい本だと思う。