孤宿の人

kosyukunohito.jpg著者:宮部みゆき
出版:新人物往来社
初版:2005.6.21.
紹介:
妻子と家臣を殺した、加賀様が江戸から丸海藩へやってくる。流人か鬼か、疫災か、刺客を招き雷神を招く。平和な丸海の人々は混乱の中に放り込まれる。
おびえる人々とその影に隠れ暗躍するのは誰なのか?流行病の原因は?様々な人々のそれぞれの思惑を巻き込んで、丸海が壊れて行く。藩ををつぶさずに江戸への体面を保ちつつ、事態を収拾させる手立てはあるのか?
幸薄く幼いほうと、加賀様がわずかな救いで、加賀様の深い悲しみが胸にしみる。本当の鬼はどこに隠れているのか?
宮部みゆきの時代物。話の中にグイグイ引きこまれ、下巻は1日で読み終えてしまいました。


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