著者:奥田英朗
出版:角川書店
初版:2006.06.30.
紹介:学校なんて行かなくたっていい。国民年金なんて払わなくたっていいんだ!毎日家にいて、働いている様子もない、そんな父親に育てられた二郎。学校や地域で色々なトラブルに巻き込まれながらも、中野ブロードウェイで友だちと仲良く暮らしている小学校6年生。
僕の家にはなぜ親戚がいないんだ?父や母の過去にはどんなことがあったのか?
国家権力や体制に抵抗する父親の求めている社会ってなんだろう?
父のふるさと沖縄の八重山での生活からその答が見えてくる。
なかなか面白い、八重山に住みたくなってきた