嵐の定期演奏会

26日、あの暴風雨と寒さの中。娘の高校生活最後の定期演奏会がありました。
高校入学から3年間、土日もなく、夏・冬休みも4日くらいしかなく。ただひたすら、来る日も来る日も練習に明け暮れた高校生活が、いよいよ終わります。
雨にもかかわらず、満席となった開場で2000人の観客を前にプログラムがスタート
第1部
オープニングはこの日のために新しく作ってもらったというマーチ「シャイン・ブルー」
今年のコンクール自由曲バルトークの「管弦楽のための協奏曲」と「丘の上のレイラ」
プロの演奏家を招いての「ウィルソン組曲」トルネード・穏やかな雨・ハリケーン
そして、メリロの「ゴットスピード!」
どの曲も素晴らしかったけれど、「ウィルソン組曲」はこの日の悪天候にピッタリの迫力のある演奏だった。間に挟まれた「穏やかな雨」がまた緩急があって、良かった~
第2部はポップスで
「スパークリング・サンバ」「茶色の小瓶」「涙そうそう~花」「ラプソディー・イン・ブルー」「ボレロ」
プロのドラマーを招いての軽妙なトークと演奏。
「涙そうそう~花」ではあっと驚く部員の仮装と歌で楽しませてもらった。
「ラプソディ・イン・ブルー」は最近「ノダメ」のテーマ曲にもなっているけれど、冒頭のクラリネット・ソロのあのうなるようなメロディが完璧に決まって最高!
そして、このステージを最後に引退する3年生の紹介・・・
娘は泣くかな?思ったが、ニコニコと満面の微笑だった。逆に回りにいる後輩のほうが涙してる子がいたりして・・・いい部活だったんだな。
ラストはこの吹奏学部の十八番「ボレロ」!
アンコールは再びゲスト二人を交えて
「ブラジル」「川の流れのように」
最後はあのゴリエでリメイクされた「サタデーナイト」のリズムに乗って、部員たちが踊り、
「星に願いを」で幕が下りた。
この日のために、練習してきた最高の舞台ができて、みんな満足そうな顔をしていた。
3年間よく頑張ったと思う。厳しい練習、規律・・・それはもう、大変な事もあったけど、乗り越えてきたことは、きっと娘にとって、かけがえのない経験になり、財産になったと思う。本当にお疲れ様。
生徒たちは打ち上げをして、夜11時過ぎに楽器や衣装・花束やプレゼントを抱えて、大雨の中を帰って来た。毎年、途中まで迎えに行くけど、これも最後か・・・
そうそう、あの暴風の中、環七は怖かった~。ワイパーはフル回転でも、間に合わない。隣を走る大型トラックの水しぶきがもろにフロントに飛び散る。車線は見えない・・・こういうときは渋滞の方がありがたいんだけど・・・(笑) だけど、立体交差で下にもぐる時に水没しないかかなり心配でした。
ほんとに大変な一日でした。でも、私は我が子の演奏会だから行くのは当然だけど、この雨の中、チケットを求めて、足を運んでくれた他校の生徒・中学校の後輩たち・そして、同じクラスの吹奏楽部じゃない友だち。そして、演奏会のサポートをしてくれた先輩たち。多くの人たちに支えられて、いるのだなと実感しました。
娘の出身中学の後輩が20人も来てくれたと聞いて、ほんとうに感謝でした。


コメント

嵐の定期演奏会 — 2件のコメント

  1. あの日、たいへんでしたね! お疲れさまでした。
    すばらしい演奏会だったんだなーって、読ませていただいただけでも思います。私も近くに住んでいたら聞きに行きたいくらい。(けっこう、他の高校の演奏会も聞きに行ったりします)
    娘さん、充実の高校生活だったでしょうね。これからは受験でたいへんでしょうか?またがんばってくださいね。

  2. 部活を引退して、抜け殻のようになるかと思ったら。翌日から部屋を片付けだしました。出るわ出るわ・・3年分の堆積物。
    2日間かけて、すっかり片付けました。出窓やガラスも拭いて・・・自分の部屋以外まで掃除してくれました。
    部活で毎月一度は全校大掃除をしていたとかで・・・なかなかの腕前。気分が乗ればね(笑)

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