祖父の27回忌

今日は法事があった。
祖父の27回忌。
仏様もこのくらいになると、久しぶりに親戚と顔をあわせるのが
楽しみになってくる。
外孫だった私の記憶は、たまに会う祖父の顔だけだったけれど、
小さい頃に、大きくて、太っていた祖父に、よく「足の上に乗って」と
横になった祖父の足の上を歩かされたのを覚えている。
太ったおじいさんの足の上をバランスをとって歩くのはなかなか大変だった。
食事が終わると、ビニールの袋いっぱいの色とりどりの薬を
まるでご飯の続きを食べるように、いっぱい飲んでたなぁ・・・
そうそう、オリンピックのボート競技で銅メダルを取って・・・
と、メダルを見せてもらったような記憶もあるなぁ・・・。
祖父がなくなったとき、私は、まだ結婚して1年くらいで、妊娠中だった。
おじいちゃんに、初めてのひ孫を見せてあげられなかったのは、残念だったな。
でも、翌年に生まれたのが男の子で、四姉妹の父であった祖父が聞いたら、
きっと喜んでくれただろうなぁ・・・って、思ったのでした。
外孫の私にとって祖父の記憶は、いい記憶だけしか残ってないみたいです。
しあわせだな。


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