鳩山会館

文京区音羽にある鳩山会館に行ってきました。
有楽町線江戸川橋駅から、護国寺へ向かう参道を歩いて5分ほどで鳩山会館の門に到着。
門から坂道を上った、高台の上に洋館はありました。09102002.JPG
最近新聞でも、よくツアーの紹介を目にしますが、朝10時というのに、大勢の見学者が訪れています。
鳩山さんが総理大臣になってから、いっそう訪れる人が増えたのでしょうね。
手渡されたパンフレットには、もう、由紀夫「内閣総理大臣」と書かれていました。


一時、ずい分荒れていたという建物は、きれいに修復され、往時の姿を取り戻しています。
階段のステンドグラスも、家中あちこちに、白い鳩が描かれています。09102003.JPG
テラスから庭へ出ると、そこは写真を撮る人がいっぱい!
ちょうど、バラの花もきれいに咲いていました。
鳩山兄弟って、こんなところで育ったのね~おぼっちゃまだな~。09102004.JPG
鳩山会館は、「東京建築物語」を読んでから、ぜひ訪れてみたいと思っていた場所でした。
近くに椿山荘・カテドラル大聖堂・野間美術館・永青文庫など、見所がたくさんある上に、鬼平犯科帳の長谷川平蔵の私邸がこの界隈だったり、目白台にはタモリの紹介する坂道がたくさんあったり・・・私には、行って見たいところがたくさん!
今回歩いたルートはこちら。
江戸川橋→鳩山会館→護国寺→薬缶坂(夜寒坂)→鬼平→カテドラル→野間美術館→永青文庫(細川家)→新江戸川公園→芭蕉庵→椿山荘→江戸川公園→駅
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鳩山会館を出て、護国寺方面へ歩くと、音羽通りには「光文社」「講談社」などの出版社がある。
護国寺近くの中華店「三百円職人」でエビチリ定食をいただく。これで680円は大満足。
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護国寺 
09102007.JPG護国寺はずい分前に、お茶会で来たことがあるけれど、ずい分久しぶり。
こんなに大きなお寺だったのね・・・
山門から本殿まで結構広いし階段も多い。
護国寺を出て目白台方面へ向かう。車では通る道だが、歩くとまた違った風景が見えてくる。いつも車線を間違えて慌てる、首都高下の交差点・・・。嫌い!
小さな路地を左に曲がると、「薬缶坂」。坂を上ると目白通りに出る。
左折して少し戻ると、狭い道の分岐した辺りが「長谷川平蔵の私邸」と設定されたあたりだ。もちろん普通の住宅街。この道をまっすぐ降りる「鉄砲坂」は音羽通りに抜ける。
目白通りに戻ると、左にカテドラル大聖堂。右手に野間美術館と椿山荘の入り口。
その手前の細い通りへ入り込むと、その先が細川護煕さんの「細川家」の美術品が集められた「永青文庫」と庭「新江戸川庭園」として公開されている。
このあたりは、高台で大名屋敷も多い地域だったようだ。
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細い道は急な階段坂となり「胸突坂」と名づけられている。
この坂を下ると、「神田川」。川の向うは「リーガロイヤル」「早稲田大」へと続く。
目白台と神田川には高低差があるので、このあたりは急な坂が多い。
細くて薄暗い「幽霊坂」なんていうのもすぐそばだ。
神田川沿いは桜が多いので、花の季節はきれいだろうな。
松尾芭蕉が神田川の治水事業に関わった時に住んでいた「芭蕉庵」
すぐ隣に、「椿山荘」の庭園への入り口があり、少し中を散策する。
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川沿いの江戸川公園を抜けると、地下鉄の江戸川橋へ戻った。
今日の万歩計は14000歩。
坂が多いので、それなりに疲れるから、実家の母にこのコースはきつそうだ。
まあ、鳩山会館くらいなら大丈夫かな。
今回、野間美術館が展示替え中。芭蕉庵は月火が休みだった。
また日を改めて、このあたりのまた違う坂道を歩いてみるのも面白そうだ。
地図を見てるだけではわからない、坂道や、古地図と比較しながら歩くのもなかなか楽しい。


コメント

鳩山会館 — 2件のコメント

  1. まあ!行ってらっしゃい。
    お天気もよさそうですね。
    私は「根津・千駄木下町まつり」というのに行く予定です。

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