路傍の熱血ポンちゃんが行く

著者:山田詠美
出版:講談社
初版:1997.05.25.
紹介:山田詠美のエッセイ。姪のかなちゃん、夫のCD、それぞれの家族の愉快なエピソードの中には、作品には見えない素顔のポンちゃんが見え隠れする?
(「小説現代」95年8月号~97年3月号に掲載されたものです。)
コメント:楽しい、なんと言っても、山田詠美の人間の見方がいい。好きなものは好き、嫌なものはいや。あんまり他人にこびたりしないところは読んでて気持ちがいいです。
この本を読んで、先月読んだ「4U」の中の一編が記憶の中にでてきました。「子どもを永遠にちっちゃな子どもだと思っているマミィ」というのは、ダンナ様のお母さんのことだったのです。どうもこの話だけが、他の話とは違和感があって気になっていたはずです。


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