魔性の子

著者:小野不由美
出版:新潮文庫
初版:1991.09.25.
紹介:教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。彼をいじめたものは、”報復”とも言える不慮の事故に遭うので、”高里は祟る”と恐れられているのだ。広瀬は彼をかばおうとするが、次々に悲惨な事件が起こり始めた。幼少の時に高里が体験した”神隠し”が原因らしいのだが・・・・。彼の周りに表れる白い手は?彼の本当の居場所はどこなのだろうか?
コメント:小野不由美の「12国記」の前に読むのをすすめられて借りてきました。ホラーと言えばホラーですが、面白くて一気に読みました。(電車の中で読んでいて、降りる駅を乗り過ごしたほどです。)
学校や、家庭の・で、居場所がなくなった(帰る家、受け入れてくれる家族を持たない)人間の話です。
さて、12国記が楽しみです!


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