新学期

著者:長野まゆみ
出版:河出書房新社
初版:1995.07.20.
紹介:17才も年の離れた兄と二人で同居を始めた14才の「史生」。
新しい土地、新しい学校で待ち受けていたのは「椋」「密」と言う曰わくくありげなふたりだった。「史生」と兄との新しい生活。兄への思い。わきあがる疑問。「椋」と「密」と兄との関係。初めての環境のなかで、迷い、悩み、とまどう「史生」。
コメント:長野まゆみさんの作品ははじめてです。タイトルからちょっと違う「新学期」を予想していたのですが、時代も、言葉遣いも、少し昔に設定してあります。そのためか、全体の雰囲気がちょっと懐古的。設定が現代ならこういう話にはならないだろうなぁ・・・とおもいました。
そうそうページ付も縦書き、漢数字でこだわっている感じ。表紙の校舎がノスタルジック。


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