彗星物語 上下

著者:宮本輝
出版:角川書店
初版:1992.05.30.
紹介:ハンガリーの留学生がやってきた。彼を受け入れる城田家に巻きおこる様々な影響。日本と異文化がぶつかる。母の視点から、息子恭太の視点からそれぞれの心の中にある、日本とハンガリー異質なものとの関わりを語る。そして、もう一人の主人公「自分を犬だと思っていない犬、フック。」が家族一人一人の心を和ませてくれる。
コメント:フックの人間くさいところがとてもかわいい。犬が好きな人にはたまらない作品だろうな。
平和な「日本」民族紛争の「ハンガリー」。異なるものとの関わりの中で恭太の中に芽生えたものは・・・・。
最後で泣いてしまいました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です