暗殺者ロレンザッチョ

著者:藤本ひとみ
出版:新潮社
初版:1998.10.25.
紹介:フランス国王フランソワー1世の時世。王妃と愛妾エタンプ夫人。王太子アンリと王太子妃カトリーヌと愛人ディアーヌ。
それぞれの女たちが、自分の立場を守るために画策する。
暗殺者ロレンティーノはなぜ暗殺者となったのか?彼の生い立ちからフィレンツェでの出来事まで。彼に語られることによって、物語は進む。彼は自分の存在価値をどのような形で表そうとしたのか?
コメント:画策に満ちている。自分が手にしていると思ったものが、実は何もなかったことに気づいたとき、人はどのように自分自身の存在意義を見いだすか・・・・
藤本ひとみの作品のひとつとして、また違った形の作品です。ロレンツィーノの、暗殺者となった精神の動きはなかなか興味深く読んだ。ただ物語としては、ちょっと今ひとつ盛り上がらなかったな。


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