漱石の思い出

著者:夏目鏡子・述 松岡譲・筆録
出版:文藝春秋
初版:1994.07.10.
紹介:名作「坊ちゃん」に描かれる松山でのいろいろな出来事。夏目家の親戚のこと。熊本での婚礼の様子から、微に入り細を穿って語られる、文豪・夏目漱石の日常生活。お見合いで出会ってから死別するまでを、共に過ごした婦人でなければ垣間見ることのできなかった人間・漱石の赤裸々な姿を浮き彫りにする。解説・半藤末利子(裏表紙より引用)
コメント:妻の目から見た漱石。
生の漱石に出会ったような気持ちです。
漱石も天才肌の人だったようですが、その漱石と暮らした鏡子さんの精神力はまたすごいものがありました。明治の女性がみんなそうだったとは思えないし、鏡子さんでなくては漱石の妻は務まらなかったでしょう。
彼女の本音も、あちこちにかかれていて、思わず笑ってしまいます。
完璧な良妻と言うよりは、悪妻といわれていたようですが、この本を読むと、飾らない人柄に惹かれてしまいます。
夏目漱石の作品は「吾輩は猫である」「ぼっちゃん」くらいしか読んでないのですが、いつかほかの作品も読んでみたいと思うようになりました。


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