著者:北村薫
出版:創元推理文庫
初版:1997.02.21.
紹介:絵に描いたような幼なじみの真理子と利恵を過酷な運命が待ち受けていた。ひとりが召され、ひとりは抜け殻と化したように憔悴の度を加えていく。文化祭準備中の事故と処理された女子高校生の墜落死───親友を喪った傷心の利恵を案じ、ふたりの先輩である《私》は事件の核心に迫ろうとするが、疑心暗鬼を生ずるばかり。考えあぐねて円紫さんにうち明けた日、利恵がいなくなった・・・・・・(裏表紙より引用)
コメント:「円紫さんシリーズ」の3冊目です。ミステリーはミステリーなのですが、確かにとてもやさしい気持ちになれる本ですね。他の3冊(空飛ぶ馬・夜の蝉・六の宮の姫君)も探して読んでみようと思います。