龍は眠る

著者:宮部みゆき
出版:出版芸術社
初版:1991.02.22.
紹介:嵐の中、増水した道路でマンホールのふたが開けられていた。その中に子供が落ちたらしい。ふたを開けたのは、故意か?過失か?
その場に居合わせた少年は、透視能力があるという。少年が言うことは真実なのか?それとも巧妙なトリックなのか?
送られてきた白紙の手紙、無言の脅迫。犯人の狙いは・・・。
コメント:人が持たない能力を持って生まれたために、生きることが難しくなる。
透視能力・サイキック、冒頭からズンズン引き込まれていきました。
奇想天外なお話ではなく、もしかしたら本当にいるのではないかと思わせる無理のないストーリー。人の心を読んでしまうが故に犯罪の中に引き込まれてしまう、危うい少年達。さすがに宮部みゆき!!と言う感じでした。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です