著者:北村薫
出版:創元推理文庫
初版:1994.04.01.
紹介:「円紫さんと私」シリーズの一冊目。北村薫のデビュー作です。
女子大生の私と、噺家円紫さんの出会い。小さなエピソードにまつわるちょっとした不思議。推理小説とも、ミステリーともいえない、円紫さんの観察眼と優しい心が魅力的な作品です。
コメント:先日、先に「秋の花」を読んでしまったのでちょっと物足りなく感じてしまいました。北村薫の作品の最初にこれを読めば良かったのかな。
ミステリーとしてではなく、人の心を読む本という感じです。
男の人なのに女子大生の一人称で書いているし、北村薫ってつくづく不思議です。男性の立場で書かれている作品もあるのかな?